生活の知恵があつまる情報サイト

nanapi

掲載中のライフレシピ数:100,000件以上
  1.  
  2.  
  3. “学び”と“遊び”が同時にできる!地球をまるごと知れる「ジオパーク」の楽しみ方

“学び”と“遊び”が同時にできる!地球をまるごと知れる「ジオパーク」の楽しみ方

2013年11月02日更新

 views

お気に入り

はじめに

(image by 山陰海岸ジオパーク - Wikipedia)

「ジオパーク」ってご存知ですか?一度は見聞きした方が多いと思いますが、実際に行ったことがある方は少ないのではないでしょうか?

実はそれ、結構もったいないことですよ!「大地の公園」とも称されるジオパークは、ダイナミックな自然の造形を楽しめるだけでなく、地球の成り立ちや仕組みについて学べる”一石二鳥”なスポットでもあるのです。

今回は、そんな子どもと訪れるにはピッタリなジオパークの基礎知識をまとめてみました。

「ジオパーク」の基本知識

「ジオパーク」ってなんだ?

「ジオパーク」とは、地球が長い歴史の中で生んだ地層や地形、景観に触れ、現在の姿がどのような仕組みのもと成り立っているのかを学ぶ場所です。つまり、地球の造形物のダイナミックな景観と歴史を楽しむ場所と言えます。

例えば、火山活動によって生まれたカルデラ湖、山を切り裂く深い渓谷や大地を削り取ったかのような断崖絶壁などは、「地球の造形物」として十分価値のある自然資源と言えますね。

「ジオ(geo-)」とは「地球」や「地質」といった意味を持つ言葉です。

一体何ができる場所?

ジオパークでは、上で挙げたような地球の造形物を対象に、その場所の景観と歴史を楽しみながら学ぶ「ジオツーリズム」が楽しめます。基本的に、きちんとしたジオパークにはガイドさんがいるので、知識が無くても大丈夫。誰でも、成り立ちや仕組みまでしっかり学ぶことができますよ。

一度、その目で確かめながら地球のメカニズムを学ぶことができれば、普段目にする何の変哲もない崖や山まで、地球の歴史を探る古文書になるかもしれませんね。

ジオパークはどこにある?

現在、日本には日本ジオパークネットワークに加盟するジオパークが25箇所もあります。日本全国津々浦々に広がっているので、是非お近くのジオパークから攻めてみましょう。

また、これらのジオパークの中には、国際的にもその価値が認められた「世界ジオパーク」というものが6つもあります。以下に挙げた6つのジオパークは、世界からも評価されているだけに初めて訪れる方にはピッタリかもしれませんね。

「世界ジオパーク」以外のジオパークについては、日本ジオパークネットワークの公式サイトでご確認ください。

01:洞爺湖有珠山ジオパーク(北海道)

(image by File:Shrine Toyako hokkaido.jpg - Wikimedia Commons)

(image by ファイル:Mount Showa-shinzan 01.jpg - Wikipedia)

洞爺湖有珠山ジオパークは、北海道の南西部にある洞爺湖と有珠山を中心とするジオパークです。

世界でも有数の活火山である有珠山やその有珠山の噴火活動によって生まれた昭和新山、そして約11年前の大噴火によって生まれたカルデラに水がたまってできた洞爺湖など、長い火山活動の歴史の中で生まれた猛々しくも美しい景観を多く楽しむことができます。

02:糸魚川ジオパーク(新潟県)

(image by ファイル:Arakura Fault of the Itoigawa-Shizuoka Tectonic Line.JPG - Wikipedia)

(image by ファイル:Hokuriku Expressway and Route 8 Oyashirazu Niigata JPN 001.jpg - Wikipedia)

糸魚川ジオパークは、新潟県の最西端・糸魚川市全域に広がるジオパークで、「ジオパーク」という呼び名の生みの親でもある地球化学的にも由緒正しき場所です。

糸魚川といえば、東日本と西日本の地質的な分断地である「フォッサマグナ」が真っ先に思い浮かぶますが、見どころはなんといってもその境界線である「糸静線」。ここでは全く違う2つの地層が接している様子を見ることができ、肉眼でも異なる大地がぶつかり合ったさまを確認できるはずです。

03:山陰海岸ジオパーク(鳥取県・兵庫県・京都府)

(image by ファイル:Imagoura Kasumi Coast02bs4440.jpg - Wikipedia)

(image by ファイル:130914 Hattandaki Waterfall Toyooka Hyogo pref Japan02s5.jpg - Wikipedia)

(image by ファイル:Tottori-Sakyu Tottori Japan.JPG - Wikipedia)

山陰海岸ジオパークは、京都府京丹後市の経ヶ岬から鳥取県鳥取市の白兎海岸まで続く山陰海岸全域にわたる、東西110kmの巨大なジオパークです。そんな広大なジオパークであるため、国内のジオパークの中でも随一の様々な顔を見せてくれる場所でもあります。

長い年月をかけて波が様々に侵食した美しい香住海岸、約7kmもの長い砂浜が続く小天橋、マグマによる噴火活動によって生まれた神鍋高原、大きな滝壺の澄んだ青緑の水が美しい八反滝、折り重なった無数の岩が迫ってくる玄武洞、そして日本最大の砂丘である鳥取砂丘など、本当に国内なのか思わず疑ってしまうほどの美しい地球の造形物が出迎えてくれますよ。

公式サイト:山陰海岸ジオパーク

04:島原半島ジオパーク(長崎県)

(image by ファイル:Fugendake 02 Pyroplastic flow area.JPG - Wikipedia)

(image by ファイル:Tsukumojima (Shimabara, Nagasaki) 1.jpg - Wikipedia)

島原半島ジオパークは、長崎県から”くの字”に突き出た島原半島にある雲仙火山を中心としたジオパークです。平成新山や普賢岳など、6つの山岳を持つ雲仙岳は今なお活発に活動する活火山であるため、島原半島ジオパークのテーマは「活火山と人との共生」と設定されています。

雲仙岳の山々や、18世紀の火山性地震によって有明海に流れ込んだ土砂や人家によって生まれた九十九島(つくもじま)など、火山と関わりの深い自然の造形物を楽しめます。

05:室戸ジオパーク(高知県)

(image by ファイル:TaroTokyo-2011-Muroto-turbidite-DSC07964.jpg - Wikipedia)

(image by ファイル:Cape-Muroto-20100526.jpg - Wikipedia)

室戸ジオパークは、室戸岬を中心とした高知県室戸市全域にわたるジオパークです。

大地震によって崩れ、日本三大崩壊地の一つにも数えられる「加奈木のつえ」や砂岩と泥岩が交互に積み重なったタービダイト層、弘法大師空海が悟りを開いた場所としても有名な神明窟、マグマが地層に貫入してできたビシャゴ岩など、ダイナミックな岩や山の造形を見ることができますよ。

公式サイト:室戸ジオパーク

06:隠岐ジオパーク(島根県)

(image by ファイル:Chibu sekiheki.jpg - Wikipedia)

(image by ファイル:Rosoku-is.jpg - Wikipedia)

隠岐ジオパークは、根半島の北方約50kmにある、4つの有人島と180余りの無人島からなる隠岐諸島全域にわたるジオパークです。

大陸の一部→湖の底→海の底→半島→離島と、地球のダイナミックな動きによってその姿を何度も変えてきた場所で、海や火山が生み出した力強く雄々しい自然の建造物や、夕日がその先端に灯ることでまるでロウソクのように見える「ローソク島」など、ダイナミックとロマンチックが共存する場所でもあります。

公式サイト:隠岐ジオパーク

おわりに

学びと遊びが同時に楽しめる、お得な「ジオパーク」。今年の行楽は、お子さんを連れてジオパークに遊びに行ってみてはいかがでしょうか?

本記事は、2013年11月02日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

編集部ピックアップ

期間限定のスペシャルコンテンツをチェック!

もっと見る