130円で1都6県を1日で回れる?
いったいどうすれば、130円でそんな旅行ができるのでしょう?
130円じゃバスにも乗れませんし、
どんなに燃費のいい車だって130円で走行できる距離はたかがしれています。
答えはずばり、「電車(JR)で移動する」のです。
秘密は「大都市近郊区間特例」!
JRの旅客営業規則第157条2項には、次のように示されています。
大都市近郊区間内相互発着の普通乗車券及び普通回数乗車券(併用となるものを含む。)所持する旅客は、その区間内においては、その乗車券の券面に表示された経路にかかわらず、同区間内の他の経路を選択して乗車することができる。
簡単に言うと、「大都市近郊区間」という、定められたエリアに存在する駅で電車を乗り降りする場合、どんなルートを使っても、運賃は「最短路」を使ったものとして計算する」
という意味です。
この規則を極限まで利用したものが、「130円1都6県大回りの旅」なのです。つまり、130円で行けるようなすぐ近くの駅(たとえば東京から秋葉原)へ、とことん大回りして行けば良いわけです。
大都市近郊区間はどこにある?
大都市近郊区間は、現在(2010年1月)以下のエリアに存在しますが、
エリアの広さ、移動ルートの種類は東京近郊がダントツです。
詳しいエリアは、各自検索してください。
- 東京近郊区間
- 大阪近郊区間
- 福岡近郊区間
- 新潟近郊区間
大回りの旅を行う上での注意点
途中下車できません!
当然ですが、途中下車しようとすると、そこが下車駅になってしまいますから、ダメです。一度始めたら、最後まで改札を出ることはできません。(勿論途中であきらめて、運賃清算をして改札を出る場合は別ですが)
それじゃ意味ないじゃないか、と思うかもしれませんが、電車に揺られながら景色を眺めるのは楽しいものです。また、上手く移動ルートを選べば、売店があったり立ち食いそばがあったり、改札の中でも結構食事はできるものです。
一筆書きでなければなりません!
移動ルートは一筆書きでなければなりません。言い換えると、1枚の切符で、同一区間を2度通ることはできません。(上り・下り別であってもダメです。)同一の駅を2度通過してもいけません。ただし、駅でない区間で交差するのは構いません。
有効期限があります!
切符には有効期限があり、130円の切符の有効期限は1日(切符の購入日いっぱい)です。これを超えると別料金が加算されます。また、130円の切符は購入から数時間経つと、自動改札機を通過できなくなります。駅係員のいる窓口へ行き、大回りをしてきた旨を説明すれば、通してくれます。
裏ワザとして、最後に窓口改札を通るのが恥ずかしい、という人はもう1区間分高い150円の切符を購入する方法もあります。こちらは有効期限の間、自動改札を通過することが可能です。
おススメは?
八王子と高崎を結ぶ八高線です。途中、高麗川(こまがわ)という駅で川越線に分岐します。
高麗川から高崎の間は電車ではなく、気動車(ディーゼルエンジンを動力とする車両)で運行されており、都心では味わえない旅行感覚を味わえます。終点高崎駅は駅弁も有名ですから、そこでご飯にするのも一興ですね。
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