分厚くてホチキス止めできない資料の束をなんとかしたい!
一般の家庭にあるホチキスは、コピー用紙30枚程度をとじるのがやっとです。
これよりも分厚い資料は穴をあけて2穴フォルダに入れるなどの方法で整理することが一般的ですが、枚数が多いと大変です。
ファイルを使わず、自宅で製本ができると便利ですよね。
木工用ボンドを利用すると、身近な道具で結構簡単に製本ができます。
(本文用紙を表紙でくるみ、接着剤で固める「くるみ製本」とか「無線とじ」と呼ばれる手法です。)
丁寧に作ると、かなり見栄えのする本を作ることができますよ!
またこの方法は、古くなってページがバラけてしまった本を修復するのにも役立ちます。
用意するもの
- 本文用紙
- 表紙用紙(厚手の紙が望ましい。)
- 補強用紙(薄手の紙)
- 木工用ボンド
- カッターナイフ
- ダブルクリップ(本文を挟める大きさのもの。目玉クリップなどでも良い)
- 定規(本文用紙のタテ長さより大きいものだと便利)
- できればロータリーカッターなど、紙をまっすぐに切れる道具があると良い
やり方
本文を揃える
本文を用意し、ページ順を整理しておきます。(丁合い)
PCから印刷した資料をとじる場合などは、余白を広めにとっておくと良いでしょう。バラけないようにとりあえずクリップで留めておきます。
表紙を作る
表紙用紙を準備し、以下のサイズに合わせて切断します。
- タテの長さは、本文用紙のタテ長さ
- ヨコの長さは、本文用紙の幅×2+本の厚み
本文の束を表紙用紙に揃え、本文をくるむように折り曲げます。折り曲げる位置に印をつけたら、本文をはずし、定規をあててまっすぐキレイに折るとよいでしょう。
補強用紙を作る(なくても良い)
補強用紙を準備します。以下のサイズに合わせて切断します。
- タテの長さは、本文用紙のタテ長さ
- ヨコの長さは、本の厚み+1cm程度
本文をきっちり揃える
もう一度、本文をきっちり揃えます。平らな机の上で、製本した時背表紙にあたる部分がきれいにまっ平らになるよう揃え、崩れないように複数のダブルクリップで固定します。

本文の背に傷をつける
平らにした背表紙の部分に、カッターで傷をつけていきます。刃の使い方は刃先を使うのではなく、刃の腹でノコギリを引くようにすると良いでしょう。1~2cm間隔で筋状の傷をつけます。深さはちょっと筋がつく程度で良いですが、全ての本文用紙に筋がつくようにしましょう。

もしこの時点で紙がずれてしまったら、筋をつけ終わってからもう一度
紙を揃えましょう。
補強用紙を貼る
補強用紙を捨て紙の上に載せ、全体に木工用ボンドを塗ります。ボンドは拭けばすぐ落ちるので、指で伸ばせば作業が速いです。
また、本文用紙の背表紙側にもボンドを塗ります。背表紙部分を上に向け、ボンドをつけます。こちらは、塗ると言うよりは「盛る」感じでかなり多めにつけるのがコツです。(本文の他のところにつけてしまわないように気をつけましょう)
ボンドを塗った面を合わせるように補強用紙を貼ります。背表紙部分をくるむように貼りますが、表紙・裏表紙側に出てくる部分はしっかり押さえつけ、逆に背表紙はあまり押さえつけず、背表紙部分が平らになるようになでる程度にしておきます。
ハミ出したボンドはティッシュなどで丁寧に拭っておきましょう。

せっかく揃えた紙がズレないよう、クリップで固定したまま、できれば背表紙部分がどこにも触れないような置き方で乾燥させます。
表紙を貼る
補強用紙が乾いたら、クリップをはずしてみてください。もう普通の本のようにペラペラめくれるはずです。(この時点でページが抜け落ちてしまう場合は残念ながら製本に失敗しています。補強用紙をできるだけ丁寧に取り除けば、再製本できるかもしれませんが、保証はできません。)
折り目のつけてある表紙用紙の背表紙部分にボンドを塗り、本文用紙に合わせて貼ります。(補強用紙をつけていない場合は、補強用紙の付け方を参考に、背表紙側に多めのボンドを盛って下さい)
しっかり押さえつけて貼り合わせ、乾燥させて完成です。
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