はじめに
一般的に記憶を蓄えるのはシナプスと言われています。このシナプスは頭を使えば増えていくそうです。
そして数が多く、それが柔軟であれば、記憶の容量が増えるそうです。それでは人間の記憶の容量に限界はあるのかという疑問が沸いてきます。
容量の限界についてどれだけなのかは解明されていませんが、容量の増やし方はある程度分析されています。
記憶の分類
記憶は大きく分けて以下の3つに分類されるといいます。
- 「感覚記憶」
- 「短期記憶」
- 「長期記憶」
感覚記憶は不必要であれば1分以内に消えます。感覚記憶がある程度まとまって記憶されれば短期記憶になり、短期記憶が継続的に引き出されれば長期記憶になります。
記憶のメカニズム
1.「感覚記憶」
脳の感覚中枢(視覚中枢や聴覚中枢、体性感覚中枢など)が正常にはたらき、外部からの情報を処理したときに得られる記憶。
年齢が高くなると、視覚、聴覚の反応が鈍るため脳が得られる情報が減り、脳も鈍くなった、と言われる
2.「短期記憶」
短期的な記憶。昨日言われた事を覚えている、など。脳の海馬という場所に短期記憶の中枢がある。
これ(海馬を含む側頭葉)がダメージを受けると、外から来た新しい情報が処理されないため、繰り返し同じ事を言ったり、すぐ前の事を記憶できなかったりする。
が、ほかの部分がダメージを受けていなければ、長期的な記憶は残っている
3.「長期記憶」
長期的な記憶。つまり、昔から長く残っている記憶のこと。ただし、短期記憶を繰り返し、繰り返し貯蔵することで、長期記憶になる。
「容量=記憶力」とは成り立たない
これらの記憶に対する容量は、一般に言われる「記憶力」と呼ばれるものに左右されるものではありません。
ですから容量=記憶力という式は成り立ちません。記憶が要求するものは効率的に情報をプールし、常に利用できているかなのです。記憶を定着させるためにはこれ以外の方法はありません。
脳の中に使えない情報を貯めておくのは整理や掃除されていない部屋と同じ。
忘れることは言いかえると常に脳内に空きのスペースがつくられることを意味しています。つまり、不必要な記憶を消去することにより、新しい記憶を受け入れる余地ができ結果的に効率が上がるのです。
不必要なものをいたずらにプールすれば、どの記憶が重要で、どの記憶が不要なのかがわからなくなります。
そうなれば、膨大な記憶が無用の長物になります。ワーキングメモリーとしての役目も十分に果たすことはできませんし、これほど非効率なことはありません。
不必要な記憶は消去しよう
日常生活でも、不必要な記憶は消去することが大切です。どの記憶が大切なのかを判断し、必要な記憶だけを近時記憶に残し、その中でも重要なものを遠隔記憶に刻み込んでいくような『記憶の仕方』を考えた方が良さそうです。
忘れることは効率よく記憶することの裏返し
まず忘れていくこと、そして再度覚え直すこと。
「短期記憶」を「長期記憶」にするためには、繰り返し行動することが求められます。そして思考の流動性を高めることにより質の良い、使いやすい記憶を残しておくことが出来るのです。
だとするなら忘れることなど気にせずに次々に新しいこと、楽しいことをインプットし続けることが記憶の限界を気にしなくても快適な生活が送れる秘訣だと思います。
流動性を加速させるためにはに五感を研ぎ澄まして吸収していく方に意識をシフトさせるだけで構いません。必要なもの(だと思われるもの)は必ず残るはずです。アルベルト・アインシュタイン先生もこうおっしゃられています。
私は頭が良いわけではない。ただ人よりも長い時間、問題と向き合うようにしているだけである。
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