はじめに

全国の大卒予定者の就職内定率が68.8%と過去最低を更新するなど、超就職氷河期とも呼ばれる状況が続いています。(2010年12月1日現在)
たくさんの企業に応募するものの、なかなか面接まで辿りつけないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。採用する企業は応募者全員を面接することはできません。そこで、エントリーシートを使ってふるいにかけます。
“受かる人”のエントリーシートは一体どこが違うのでしょうか?就職活動の最初の壁ともいえる「エントリーシート」での選考を通過するための、ちょっと変わったポイントをご紹介します。
ポイント1: 「読み手」の気持ちを考える
よく、“会いたいと思わせる”エントリーシートを書くように言われますが、どうやって書けば会いたいと思ってもらえるのでしょうか。ポイントは「読み手」の気持ちになって書くことです。
採用担当者は毎日膨大な数のエントリーシートに目を通します。そのため、読みやすく・わかりやすく書きましょう。同じ内容でも書き方一つで印象は大ききく変わるものです。
エントリーシートは紙の面接と言っても過言ではありません。面接ではどんなに優秀な人でも態度や雰囲気が悪ければ採用されません。逆に、ずば抜けて優秀でなくても雰囲気のいい人は採用されやすくなります。
それと同じように印象を考えて書くことが重要となるのです。ちゃんと言いたいことが伝わるか、読みやすく書けているか、読んだ人はどう思うのか、まで見直してみてください。
ポイント2: 「大人」に見てもらう
社会人から見ると学生の書く文章は「まだまだだな…」と感じることは多いものです。もちろんきちんと書けている人もいますが、できていない人も多いので入社後の研修にビジネスマナーや敬語、一般常識などを取り入れる企業が多いのです。
これができているだけでも周りとは大きく差をつけることができます。自分は大丈夫と考えずに、ぜひ、親や先輩など周りの大人に見せてアドバイスをもらうようにしてください。
ポイント3: 「NGワード」は使わない
エントリーシートには避けたほうがいいキーワードが存在します。それは以下のような抽象的な表現です。
1.コミュニケーション
2.責任感
3.チャレンジ精神
4.チームワーク
5.行動力
どれも大切なキーワードなのですが、抽象表現ばかりだとどのような学生なのかが伝わらないため選考においては不利になってしまいます。
また、こういった表現は使用する人が多いため「またか…」と思われてしまう可能性もあります。可能な限りこういったキーワードは避けて具体的に記載してみてはいかがでしょうか。
おわりに
エントリーシートは1991年にソニーが導入して以来、またたく間に広まりを見せ、今ではほとんどの企業が採用するようになりました。
履歴書があったにも関わらず、ここまでエントリーシートが広まった理由は、限られた時間の中で応募者の学歴だけではなく人物像も見て判断しようと企業が考えるようになったからです。
できるだけ人物像が見えやすいように、エントリーシートの質問を工夫する企業も増えてきています。皆さんもどう書けば担当者に「自分」が伝わるのかを工夫して頑張ってください。
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