はじめに

学生にとってはお馴染みの小論文。苦手だ、という人も多いかもしれません。
しかしながら今回ご紹介するのは、どうしたら小論文が上手く書けるか、ということではなく、小論文における「注」と「参考文献」の書き方についてです。
これらにもちゃんとした書き方というものがあります。授業の宿題ぐらいなら多少間違っていても大丈夫かもしれませんが、正しい書き方をすることによって、論文全体がワンランク上に見えます。
また、卒業論文などの際は間違えると不可になってしまう場合が多いので、ここで一度それらの書き方について確認してみましょう。
注の書き方
論文中で、論の流れからはずれる為に省略したものの、補足して説明した方がよい情報を述べる際に用いるのが注です。
注の種類
注の種類には主に、「脚注」「章末注」「文末注」があります。
これらの違いは、注として番号を振った箇所の説明をどこで行うかというものです。
例えば「脚注」の場合はそのページの最後で、「章末注」の場合はその章が終わった所、「文末注」の場合は論文全体の一番最後に書く、といった具合です。
注の書き方については先生が指定する場合がありますのでその場合は支持に従い、何も無い場合は「文末注」にするのが望ましいでしょう。
文章中での注の付け方
注の付け方は、説明したい単語や箇所の後に(数字)を書き、後に上記に述べたような、それぞれ決まった場所に再度その数字を書いて情報を付け加えます。
この例では(数字)は同じ大きさですが、本来文章中の(数字)は他の文字よりも3,4まわり小さい大きさで書きます。
【実例】
鬼女とは一般には人間の女性が宿業や怨念によって鬼と化したものである。中でも、中世に謡曲(1)「紅葉狩り」となった、長野県戸隠山の鬼女伝説は有名である。
(論文の最後にて)
注
(1)能の台本のこと。
参考文献の書き方
論文を書く際に参考にした資料や本は、論文の最後で必ず明記しなくてはいけません。これらは自分の文章が盗作ではないということを証明する為の大切な手続きです。
和文・英文著書の場合
筆者、出版年、『著書のタイトル』、出版社の順番に書きます。
著書のタイトルは『』の中に書きます。
【実例】注)ここに書かれている人物や会社などは実在しません。
山田太郎 1956 『人類と社会』、館覧社
Webサイトの場合
サイト管理者名、「サイト名」、<URL>、最終更新日または閲覧日の順に書きます。
書き方は上記の著書の例を参考にしてみて下さい。
おわりに
今回は小論文における、注と参考文献の書き方をご紹介しましたが、他にも決まりはまだまだあります。
内容を考えるだけでなく、決まりも覚えるとなると、1つの小論文を書くことが余計大変に思えてしまいますよね。
しかしながら最近ではこのような決まりを知らないという人も結構いるようです。「先生が厳しくないから大丈夫だ」という人も、他の人と「差」をつけられるかもしれないとなると、覚えておいて損はないですよ。
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