はじめに

子どもが引きこもりになったとき、親はどう対応すればいいのでしょうか。
子どもの引きこもりの問題は、一般的に母親だけが抱え込んでしまうケースが多いです。でも、子の引きこもり問題は、夫婦で共に取り組まなければ、なかなか解決できないでしょう。
そこで、当記事では、引きこもりの子どもを持つ夫婦の対処法について解説します。
責任のなすりつけ合いをしない
夫婦で子のひきこもり問題に取り組んだ場合、やってしまいがちなのは、責任のなすりつけ合いです。
つまり、「おまえの育て方が悪かったんじゃないか」「あなたが仕事ばかりで、子どもに無関心すぎたのがいけない」などと、お互いに問題の原因を相手に求めてしまうのです。
しかし、子供が不登校・引きこもりになったときの親の心構えという記事でも述べたように、引きこもりの原因は特定することが難しいですし、また特定することにほとんど意味はありません。
夫婦で確認したいこと
前述のように、「引きこもりの犯人探し」はやるべきではありません。問題解決のためには、過去よりも現在・未来に目を向けることが大切です。
例えば、勉強嫌いな子に対して「とにかくなるべく良い大学に行けるように勉強しろ」と叱咤激励し、少しでも成績がふるわないと「お前はダメなやつだ」と落胆する親。
マイペースで人づきあいが苦手な子に対して「友達とは仲良くしなければならない」と、社交的になることを強要し、周りの評価ばかりを気にする親。
子どもは誰でも親の期待にこたえようとします。でも、親の期待と子どもの個性(適性)が不幸にも一致しないとどうなるでしょう。
子は親の期待通りに出来ない自分に対して無力感を覚えたり、自分の本当にやりたいことが分からなくなったりします。それが「引きこもり」の一因になるケースが少なくありません。
夫婦で話し合ってみて、もし自分たちが子どもに価値観を押しつけてきたことに気づいたら、今後は子どもの自主性を尊重するように努めましょう。
役割分担する
夫婦で協同して引きこもり問題に対処するということは、「夫婦で同一の行動をする」ことではありません。
男親には男親の、女親には女親の役割があります。また、母親の言うことなら素直に聞けても、父親のことは拒否するといった子ども(もしくは逆のケース)だっているでしょう。
おわりに
いかがでしょう。引きこもりの子どもを持つ夫婦の対処法についてご理解いただけたでしょうか。
当記事が、あなたの家族問題を解決するヒントになれば幸いです。
(photo by 足成)
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