はじめに
多くの人が、パスワードをいろいろなサイトで同じにしてしまっています。
しかし、これは非常に危険です。一つでも漏れたらすべての情報が漏れてしまうことになります。
一方で、それぞれに違うパスワードを使っていたら忘れてしまって、ログインできない・・・という本末転倒なことも起こりかねないですよね。
そこで、KeePassというソフトを使って、より安全、楽にパスワード管理をする方法を紹介します。
KeePassとは?
まず、KeePassとはどんなソフトなのでしょうか?
KeePassには、マスターとなるパスワードがあります。ひとつだけ、自分がパスワードを覚えていれば、他のパスワードを管理したり閲覧したりすることができるようになります。
インストール方法

KeePassはWindows,Mac,Linuxなど、様々なプラットフォームで使えるソフトウェアです。使い方を見ていきましょう。
STEP1

KeePassのホームページにいきます。
STEP2

TOPページにある、最新のものをダウンロードしてください。2010年4月現在では、「KeePass 2.10 released」が最新のようです。
STEP3

「Download KeePass 2.10.」をクリックします。
STEP4

右側にある「KeePass 2.10 (Installer EXE for Windows)」をクリックします。
STEP5

自動的にダウンロードが始まるので、保存します。
STEP6

ダウンロードした先にあるこのアイコンをダブルクリックします。
STEP7

インストールが始まります。基本的にそのままの設定でNextをおしえていけば問題ありません。
設定方法
続いて、設定方法です。
STEP1

起動するとこのような画面が表示されます。
STEP2

File→Newと押してください。
インストールが終わり、起動させるとこのような画面がでてきます。
STEP3

このように、新しいファイルができあがります。
これは何かというと、パスワードを管理するためのデータベースファイルなのです。つまり、このファイルの中にパスワードが入るという形です。(保存される時には暗号化されています)
STEP4

保存をすると上記のような画面になります。
ここでMasterPasswordを入れます。基本的にはこのパスワードによってKeePassの中のパスワードを見るという形になります。
このパスワードが漏れてしまったり、忘れてしまったりしたら大問題ですので、しっかりとつけましょう。できれば大文字小文字、数字記号をすべてあわせた16文字以上のものにするのが理想です。
STEP5

データベースの名前を聞かれます。わかりやすい名前を入れておきます。
STEP6

さあ、あと少しです。これで設定が終わりました。
では実際に使ってみましょう。
STEP7
左側でデータベースやカテゴリを選んで、右側で右クリックをすると以下のような画面が出てきます。

ここでAdd Entryを押します。
STEP8

このような画面になります。
たとえば、nanapiというサイトの会員登録のパスワードを決めたい場合は
- Title・・・nanapi(サイト名などを入れるとわかりやすいです)
- User name・・・ログイン時のユーザーネーム、nanapiだとメールアドレス
と入れておきます。
パスワードは自動的に決まっています。中身を見たい場合は

このパスワード欄の右側の黒い●を押します。すると、パスワードの中身が見れるようになります。
このようにして、自動的に予測できにくいパスワードを生成してくれるのがこのKeePassなのです!
STEP9

もしもパスワードが長すぎたりして、サイトで入力できなかった場合には、自分で生成するルールを設定することもできます。上記の「Genarate a password」をクリックしてみましょう。
STEP10

文字数を制御するには「Generate using character set」の数字をかえます。
Upper-caseは大文字を使うかどうか、Digitsは数字を使うかどうか、などを決めることができます。
たとえば「小文字だけ8文字」という設定にすると「xyihftdh」といったパスワードが生成されるようになります。
STEP11

設定し終わったら、OKを押します。
STEP12

ここに「nanapi」というtitleがでました。
STEP13

選択して右クリックをすると「Copy Password」というものがでてきます。
ここでコピーすると、パスワードをコピーすることができます。(セキュリティのため10秒ほどたつと消えてしまいます)
STEP14
これで以上です!こうやって、サイトごとに追加していくという流れになります。
日本語化
STEP1
以下のページにいきます。
Translations - KeePass
STEP2
JapaneseのTranslations Archiveをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを解凍してできたファイルをKeePassのフォルダ(例: C:\Program Files\KeePass Password Safe 2)に置きます。
STEP3
KeePassを起動します。既に起動している場合は再起動します。
STEP4
メニューの[View] - [Change Language]を選択します。
[Load Language File]ダイアログで日本語を選択します。
おわりに
いかがでしたでしょうか。設定が英語なので少し抵抗感があるかもしれませんが、設定してみると非常に簡単です。
モバイルPCを持ち歩く人などは特にセキュリティのために設定しておきましょう!



