はじめに
筆者は結婚式の派遣カメラマンをやっていました。
結婚式の写真というのは、一回の挙式+披露宴(約3時間)で撮影する枚数は500枚にもなります。挙式の後は、縦位置で撮影した写真を回転して正しい向きで見られるようにし、余分な写真を除いてから名前を全て連番に振りなおす作業を行って、お客さんへ納品します。
数十枚ならともかく、この作業を500枚の写真に対して行うのは大変ですが、便利なソフトを活用することでかなり手間を短縮できます。
この記事では、私が愛用する写真の回転、写真の閲覧・整理、自動拡大縮小、名前の変更を助けてくれるフリーソフトウェアを紹介します。
縦位置で撮った写真を回転する

たとえば、縦位置で撮った写真をPCに取り込むと、上のようになります。
しかし、これでは写真が見づらいので、ちゃんと回転して見やすくしたいと思います。
ここでは、「azure automatic」というソフトを使います。
一部のカメラは撮影時に「撮影位置」を写真と一緒に記録します。
azure automaticは、写真に記録された撮影位置情報をもとに、回転が必要な写真を自動判別し、高速・無劣化で写真を回転してくれます。
写真を閲覧・整理する
Windowsに標準でついているプレビュー機能は手軽で、写真ビューアとして最低限の機能を備えています。しかし、動作が遅く、大量かつ高解像度の写真を閲覧するには向きません。
FastPicutureViewerは、大量の画像を快適に閲覧することに特化した画像ビューアソフトです。(公式サイトが英語であるため、日本語での解説記事も紹介しています。)シェアウェアですが、Home Editionというフリー版があり、フリー版でも十分利用価値があります。写真整理に特に便利な特徴として次が挙げられます。
- 写真と同時に記録された撮影日時・露出データなどが確認できる
- ヒストグラム(写真の中で赤・緑・青色がどの程度分布しているか)を確認でき、色の狂いや白トビ・黒ツブレの判断がしやすい)
- ボタン一つで、指定のフォルダに写真をコピーしたり、移動したりできるため、写真を眺めながらとっておきたい写真、あるいは不要な写真を選別できる
写真の大きさを変更する
最近のデジカメは高解像度化が進み、きれいな写真が撮れるようになりましたが、メールに添付して送ろうとすると、解像度が高すぎてデータが大きすぎることがあります。その時は画像を縮小することになりますが、複数枚の写真をいちいちサイズ変更するのは面倒です。
藤 -Resizer-は、複数の写真を自動的に、指定した大きさに拡大・縮小してくれるツールです。サムネイルつきのHTMLファイルを自動生成する機能もあるため、写真の整理やWeb公開にも便利です。
名前を一括して変更する
たくさん撮った写真を人にあげるとき、あるいは自分で保存しておくとき、
そのままでは機械的に番号が振られているだけで、中身が分かりにくいですよね。例えば
「Kana-Wedding100425-001.jpg」
「Kana-Wedding100425-002.jpg」
のように名前がついていたら、後で見返す時に写真を探しやすいでしょう。
Renemoを使うと、大量のファイルに、指定した形式で連番を振ることができます。名前がどのように変更されるかをソフト上で確認し、間違いがないかどうか良く確認してから実行できるので、誤って変な番号を振ってしまって混乱してしまう事も少なく、便利です。
おわりに
写真を撮ることが手軽になった分、撮った写真の整理は大変です。整理ができていないと、せっかく撮った写真も「タンスの肥やし」ならぬ「ハードディスクの肥やし」になりかねません。
この記事ではソフトの紹介のみで、詳しい使い方は説明していませんので、各ソフトのドキュメントや、インターネット上の情報をご参照ください。
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