はじめに

近所におばあちゃんが住んでいます。道で出会ったり、そのお宅に用事に行ったときに会うぐらいなので、おばあちゃんがどんなことに興味をもっているかよくわかりません。
どんな話をしたらいいのかわからないので、とにかく聞くことにしています。
近所のおばあちゃんとの会話のネタ探し
おばあちゃんの着ているものや持っているもの
おばあちゃんの着ているものや、バックや手さげなどを見て、こちらが興味を示します。そして、「これ素敵ね!」とか「どこで買ったんですか?」などを聞けば、「そう?いいかね」とか「孫が買ってくれてね」とか話してくれます。
その時のお天気
月並みですが、今日のお天気から話に入ります。「今日のお天気は晴れているからいいけれど昨日はね~」と、話し始めて「昨日はあんなに寒かったけれどおばあちゃんなにしてたの?」と聞くと「○○しててねー」と話してくれます。
聞くことに徹する
とにかく聞くことに徹して相手に話してもらいます。話を聞くということは話を理解しながら聞かなければいけないので疲れます。ましてやどう返事をしたらいいのか困らせてしまうかもしれません。話すきっかけを作って、おばあちゃんに話してもらうことに徹しています。
お年寄りばかりでなく若い人もそうですが、多くの人は人の話を聞くよりも、自分の話を聞いてもらうことを好むものです。
おばあちゃんとの会話で気をつけていること
お年寄りには相手があまりテンションが高いと疲れます。お年寄りと会話をするときはテンションを抑えて、お年寄りのテンションに合わせましょう。
お年よりはデリケート
想像以上にデリケートです。相手の様子には充分気をつけながら会話をしたり、いつも同じ調子で接しましょう。
古い話ですが、近所のおばあさんと道で会った奥さんが、考え事に気をとられ、うっかりそのおばあさんに挨拶をしなかったそうです。そしたらそのおばあさんはそのことを気に病んで、翌々日に自殺してしまったという悲しい話が現実にあります。
自分が悩みなどでいつもの調子でなかったりすると、相手のおばあちゃんは原因がわからずに気にしてしまいかねません。いつも同じ調子で明るく接することが大事です。
ちょっと脅かすようなことを書いてしまいましたが心配しなくても大丈夫です。あなたがお年寄りを楽しませてあげようとしている気持は通じるはずです。
おわりに
幾つになっても女性は年寄りに見られることを嫌うようです。そのためにシルバーマークも70歳になっても貼りたがりません。70歳の誕生日にお孫さんからシルバーマークをプレゼントされた方が「もらったんだけれど貼るのが嫌で」と・・
お孫さんたちはおばあちゃんが喜ぶと思って嬉々としてプレゼントをしていますが、若い人が感じる70歳と、当事者が感じる70歳とでは、感じ方に大きな隔たりがあることを実感しました。70歳の大台に乗ってしまった淋しさがあるように思われます。
お年寄りには、若く見えることを強調してあげたほうがいいと思わされた出来事でした。
ILLUSTRATION byイラストタイトル: 笑顔のおばあさん/作者『もちっこ』さん
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