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  1. 中国語が解らない人が中国人とコミュニケーションを取る時の注意と方法

中国語が解らない人が中国人とコミュニケーションを取る時の注意と方法

2012年05月15日更新

接客業をされている方は、外国語が堪能でなくても接客しなければならない場面に出くわす事は多々あると思います。

英語だったら中学、高校までで習った単語を並べてジェスチャーで頑張れば何となく通じたりするものですが、それ以外の言語になると、ほとんどの方はお手上げでしょう。

ここでは、中国語が解らない貴方のために、中国人に声を掛けられてしまった時の急場しのぎの方法をお伝えいたします。

中国人には漢字が通じない

「だって漢字って中国から来た文字でしょう?」と思われるでしょうが、不思議なことに通じないのです。

日本の漢字の歴史

日本に漢字が入ってきたのは5世紀頃だと言われています。5世紀というと「古墳時代」の半ば。有名なところでは「卑弥呼」がいた時代の少し後辺りですね。

その頃はきっと日本と中国は全く同じ文字を使っていたのでしょう。しかし、長い歴史を経て、皆さまもご存知のように日本の文字は「ひらがな」や「カタカナ」を生んでいきました。

それと同時に漢字自体も変化しています。例えば「国」と「國」のように現在皆さまが知っている漢字にも旧字体と新字体がありますよね。

そんな風に変化していった日本の漢字は、だんだんと「和製漢字」になっていったのです。

中国の漢字の歴史

日本と同じように中国の漢字も歴史と共に変化していきました。現在、中国では簡体字(かんたいじ)と繁体字(はんたいじ)という2つの字体が使われています。

中国における繁体字は、日本における旧字体と似たようなものです。(中国は地方によって違うので、全く同じというわけではありません。)

また、簡体字の方は日本の新字体のように、漢字が簡略化されていった物です。現在、中国ではほとんど簡体字が使われています。

日本の常用漢字と中国の簡体字は違う

例えば

これは何?

と中国人に聞きたかったとします。簡体字では、「何」

什么

と書きます。これを日本人が見ても何の事だかさっぱり解りませんよね。「何」だけでもこんなに違うのですから、他の単語はどれだけ違うのか想像がつくでしょう。

しかも、日本人が使っている漢字の「単語」と中国語は意味の違う言葉がたくさんあります。

これは有名な話ですが、日本の「手紙」は、中国では「トイレットペーパー」です。

このように、「日本も中国も漢字の国だから」と筆談を試みても、中国人には意外と通じないのです。

中国人とコミュニケーションを取るには

では、英語はどうかというと、中国人は日本人以上に英語が解らない方が多いです。筆者が接客した経験では、若い世代でも10人中8人は簡単な単語すら通じないという状況でした。

イラストと和製漢字で説明

例えば、「電池」は簡体字で「电池」と書くのです。これならば「電池」と書いても何となく意味が通じそうですよね。

この商品にはこの電池は使えないのです。

と言いたい時は、こんな風に書いてみます。

もちろん、一生懸命書きながら説明もします。

この商品にはこの電池は使えないのです。

と言いながら乾電池の絵にバツをつけて

こちらの丸い電池が入るのですよ。

と言いながら指でボタン電池の大きさを示したりしてみましょう。

漢字は崩して書いてみる

簡体字は繁体字を簡略化した物なので、我々が知っている「漢字」を略したような形をしています。

なので、中国人に漢字を書いて見せる時は、漢字の部首を繋げてみたりして雑に書いてみます。そうすると奇跡的に簡体字に似たような字が出来上がる事があるのです。

おわりに

後は「伝えたい」という気持ちとジェスチャーです。最終的には気持ちが全てという事でしょう。

上にも書いたように中国語の漢字と日本の漢字は意味が全く違うことがほとんどです。

知っている漢字を並べたら、意味が通じないどころか相手を不快にさせることも有りえます。また、接客では、その場では解ったふりをされて後からクレームになる事も有りえます。

中国人とコミュニケーションを取る時は、漢字の筆談に頼らない心構えで挑みましょう。

(Photo by 中国語の手書き入力パネル By.karitsu

本記事は、2012年05月15日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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