はじめに

2010年8月9日、「家族の承諾だけで脳死判定と臓器移植が出来る」とした改正臓器移植法施行以来、初めての適用例が発表されました。
今までの臓器移植法では、
家族の承諾があり/本人の承諾・拒否が不明だった場合は臓器提供不可
だったものが、改正以降は
家族の承諾があれば、本人の意思が不明でも、臓器提供可能
とされたものです。
この改正法の適用をきっかっけに、夫婦で「もしものとき」のことについて話し合ってみてはいかがでしょうか。
夫婦でお互いの意思を確認しておく
自分が不慮の事故にあったときなど、もしものときに、どうして欲しいと思っているか、について話し合ってみましょう。
- 無理な延命はしないで欲しい
- 臓器はすべて提供して欲しい/しないで欲しい
- 家族以外の、誰と誰に連絡をして欲しい
など、普段なんとなく自分で考えていても、お互いで話し合っていないことがあるのではないでしょうか。
想像するだけでも悲しく、辛いことですが、最期のときまで共に過ごすと誓い合った夫婦です。
お互いの希望については、きちんと話し合ってみましょう。
臓器提供の意思表示はどうしたらいいの?
意思表示の方法は、以下の3つがあります。
インターネットによる意思登録
インターネット経由での意思登録が可能です。
臓器提供意思登録
意思表示カードやシールへの記入
保険証・運転免許証への記入
その他の詳細もぜひこちらで参照ください。
臓器提供について| 意思表示の方法 (社)日本臓器移植ネットワーク
おわりに
臓器提供に関する是非を問うことはここではしません。
ただ、今回の改正法施行で「本人は拒否したいと思っていたのに、家族がそれを知らず承諾してしまう」という可能性がある、ということを覚えておいていただければと思います。
もちろん、自分の意思を表示しておくことで、誰かを救うことができるかもしれないということも知っておくべきことではないでしょうか。
もしものことがあったとき、周りに流されるまま、本人の意思とは異なる方へ向かうことがないよう、お互いの意思をきちんと確認しておきましょう。
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