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  1. 腹式呼吸を覚えて歌をうまく歌う方法【基礎編】

腹式呼吸を覚えて歌をうまく歌う方法【基礎編】

はじめに

カラオケで人よりうまく歌いたい!のどを痛めないで歌いたい!という方は、ぜひ、腹式呼吸を含めた発声法を覚えておくとよいです。しかし、発声法を覚えるには、一般的に言われている腹式呼吸だけでなく、身体の使い方をひと通り覚える必要があります。本記事では、その腹式呼吸を含めた発声の基本的な身体の使い方について紹介をします。

声楽における呼吸法や声帯の使い方には諸説あります。本記事ではあくまで筆者が行ってきた発声法について言及しますので、行う際は自己責任で行うようにお願いいたします。

歌は「息の使い方」と「のどの使い方」がセット

腹式呼吸とは

横隔膜を下げ、お腹を膨らませて息を吸う呼吸法のことを一般的に指します。肩を上げて呼吸をする「胸式呼吸」の対比で使われます。

腹式呼吸を覚えるだけではダメ

注意したいのは、腹式呼吸は単に「息を入れる位置」の問題であり、これだけを行なっても歌のトレーニングにはならないということです。 息を入れたあとにうまく「息を使い」、うまく「のどを使う」ということが同時にできて初めて声量のある声を出すことができます。

のどの使い方

口の前の方ではなく軟口蓋で響かせて歌う

「軟口蓋(なんこうがい)」とは、鼻と口がつながっている鼻咽腔よりのど側の軟らかい口蓋の部分を指します。ここで声を響かせて歌うと、少ない息の量で声量のある歌声を出すことができます

声が口から前へ出ているイメージではなく、声が耳の後ろから出ているイメージを持つことがポイント!

高音域は下あごの力を抜き、軟口蓋を上に引っ張る

高音を出すときに、どうしても下あごに力が入ってしまう方は多いと思いますが、下あごには絶対に力を入れてはいけません。これが声帯に負荷をかけ、のどを痛める原因になるからです。

慣れないとなかなかできませんが、高音を出すときは下あごの力を抜いて、軟口蓋を耳の上の方向にひっぱるイメージでふくらませてください。そうすると、のどに負荷をかけずに高音域を出すことができるようになります。

あくびをする時にのどの奥の方が開く感覚があると思いますが、それがまさに「軟口蓋が引っ張られている状態」です。その状態を自力で作り出すことを目標にしてください。

歌手の方で、高音域になると下まぶたをギュっと引き上げて歌う方がいると思いますが、それは軟口蓋を引き上げているのにつられて表情筋が動いている可能性が高いです。

息の使い方

「息を吸うとき」は腹筋と背筋でひっぱる

「お腹を膨らます」ということから、腹筋ばかりに力が入ってしまいがちなのですが、背筋で同時に引っ張ることで横隔膜を下げ、身体の重心を下げることが極めて重要です。

お腹はへその下にある「丹田」と言われる位置に集中的に負荷をかけます。へその3cmぐらい下を指で押しながら力を入れ、押し返されるぐらいの力が入っているとよいでしょう。へそより上部の腹筋には力をかけすぎないのがポイントです。

背筋は背中の下の方、腰のあたりに負荷をかけます。腰の両サイドに自分の手を当て、手が押し返されるぐらいの力が入っているとよいです。ここはかなり意識をしないと最初は自力では動かせませんので、練習しながら徐々に集中して負荷をかけられるようにしましょう。

「息を吐くとき」は細く当てるイメージ

「吸うとき」に力を入れた腹筋と背筋は、「吐くとき」もそのまま負荷をキープします。「のどの使い方」と同じように、息を吐くときも前へ吐くのではなく、軟口蓋へ当てるように吐きます。それによって、しっかり響くところに向かって適量の息を吐くことができます。

口の中で、口蓋に沿って上の方を流れ、前歯の内側に当たるイメージです。

細く、長く、息を吐く練習をする

腹式で息を吸ったら、声を出さずに「スー」と言いながら息を吐いてみてください。自然と息が口蓋の方を流れて前歯の内側に当たると思います。これが理想の息の吐き方なので、覚えておきましょう。

腹筋と背筋で息を吸い、負荷をキープしながら「スー」でできるだけ長く吐いてみましょう。最初は2秒で吸って、6秒で吐く。それができたら7秒で吐く…と、できるだけ長く吐けるように息の吐き方を調整してみてください。

おわりに

いかがでしたか?なかなか普段使わない筋肉を使うので、最初は混乱しますし、すぐにうまくはできないかと思います。毎日ちょっとずつ意識して行うことで徐々にできるように必ずなりますので、くじけずに頑張ってトレーニングしてみてくださいね!

(photo by 足成

本記事は、2013年12月05日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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