はじめに
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思いっきり泣いたり、笑ったりしたい時、テレビや映画もいいけれどマンガもいいですよね!!
今回ご紹介するマンガはせつなくて泣けると思います。そして、大人が読むと懐かしい想いに胸が苦しくなるかもしれません。
私は三十代。このマンガを手にした時は中学生でした。恋も友情も、そして家族への思いも共感できる面が多々ありました。いま読み返しても泣けます。
紡木たく 作 「瞬きもせず」 文庫版は全4巻
私的見どこと3つ、紹介させていただきます。
ポイント
その1: 純粋なかよちゃんと紺野くんの恋。
田舎の高校を舞台に、二人が出会い、純粋であるがゆえになかなか進展しないもどかしさ、狂おしいほどの不器用さ。
ちょっとしたことで不安になり、傷ついたり。本当にせつない!!紡木たくさんの優しく繊細なタッチの絵がまたいいです。
純粋な恋の行方をじっくりじんわり味わってほしいです。高校を卒業してからの二人の進路まで物語られていて、青春マンガには珍しい?!
その2: かよちゃんの父親に対する思い。家族愛。
主人公のかよちゃんにとって、お父さんは“ステテコはいたつるっぱげ”という女子高生にとっては特に恥ずかしい存在。そんな田舎もん丸出しの家族を紺野くんには見られたくない。その恥ずかしい気持ち!共感できる方、多いと思います。
でも、お父さんはそんなかよちゃんの思いを知ってか知らずか、紺野くんをお家に招待して‥そこで織りなされる会話ややり取りがとってもいい!家族っていいなあとしみじみ感じられると思います。
その3: 大事な家族と紺野くん、かよちゃんの出した結論。
東京に就職を決めた紺野くん。離ればなれになりたくないかよちゃんはお父さんの反対を押し切って東京へ一緒に行くが、母親が倒れて帰郷する。
大好きな家族がいて、自分がいて、好きな人がいて‥みんな色んなことを抱えて生きていく中で、家族の絆と人生について考えさせられた気がします。
番外編
青春を共にした友、それぞれの道。大人になること。忘れてはいけないこと。
紺野くんとかよちゃんの友達、輝哉くんと美つ子ちゃんを通して、友情、片思いのせつなさなども見所です。
おわりに
紡木たくさんの「ホットロード」も、家族とは‥ということを考えさせられるシーンがあります。
繊細な思いが描かれています。ストーリーは10代の恋愛がベースですが10代を語る上で、家族についてはやはり必須ですよね。
親子のすれ違う思いも恋愛と同様、せつない面がありますよね。手放しで家族って素晴らしい!!と思える作品ではありませんが、家族の奥深さ、それぞれの絆のあり方を示した作品だと思います。
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