はじめに

上野駅13番線ホームは北海道へと通じている…?

東京駅から西へ向かう前のサンライズ瀬戸・出雲
駅のホームや案内板で「寝台特急」の文字を見たことがあっても、実際に乗ったことのある人は少ないかもしれません。
筆者は何度か寝台列車に乗ったことがありますが、夜通し走る列車の雰囲気は独特のものがあり、ぜひ多くの方に体験してほしいと思っています。
そこで、本記事では寝台列車を利用する際に知っておきたい基礎知識をまとめてみました。
現在運行中の寝台列車
2010年8月現在運行中の寝台列車は以下の通りです。
毎日運行している列車
- 寝台特急 北斗星(上野-札幌)
- 寝台特急 あけぼの(上野-青森)
- 寝台特急 日本海(大阪-青森)
- 寝台特急 サンライズ瀬戸・サンライズ出雲(東京-高松・出雲市(岡山で切り離し・連結))
- 急行 はまなす(札幌-青森)
- 急行 きたぐに(大阪-新潟)
毎日ではないが定期運行している列車
- 寝台特急 カシオペア(上野-札幌)
- 寝台特急 トワイライトエクスプレス(大阪-札幌)
必要なきっぷ
寝台列車に乗るために必要なきっぷは「形式上」次の3種類あります。
- 乗車券
- 特急券
- 寝台券または個室寝台券
しかし特急券と寝台券は多くの場合、下の写真のような1枚の券片として発券されることが多いようです。

(北斗星の仙台-札幌の特急券・寝台券)
乗車券
いわゆる運賃で、距離によって決まります。
特急券
特急料金は各駅間ごとに表で定められています。
寝台券または個室寝台券
寝台を利用するためのきっぷです。料金は利用する寝台や個室の種類によって異なります。たとえば「北斗星」なら、最も安価な客車B寝台で6300円、最も高価なA寝台個室「ロイヤル」なら17180円となっています。
費用の例
上野→札幌まで「北斗星」のB寝台個室「ソロ」を利用した場合の費用
乗車券(東京都区内→札幌市内): 16080円
特急券: 2890円
個室寝台券: 6300円
合計: 25270円
寝台列車のサービス
寝台列車のサービスにはさまざまなものがありますがそのうちいくつかを紹介します。
食堂車
北斗星、カシオペア、トワイライトエクスプレスの各列車には食堂車が連結されており、本格的な食事を楽しむことができます。利用する際には予約が必要です。きっぷを買うときに一緒に予約しましょう。
北斗星の朝食など一部予約していなくても(あるいは車内で予約すれば)利用できるサービスもあります。
シャワー
北斗星、カシオペア、トワイライトエクスプレス、サンライズ瀬戸・出雲の各列車には、シャワー設備があります。
車掌さんや食堂車の係員さんから310円でシャワーカードを購入するとシャワーを利用することができます。

サンライズ瀬戸のシャワーカード(左上)とタオルセット(200円)
なおシャワーは水量に制限がありますので、あまり長く利用することは出来ません。
おわりに
昨今では寝台特急というと廃止したときにしか話題にならないというさびしい状況です。本記事で紹介した列車も利用者が少なければ遠からず廃止されてしまうかもしれません。
少しでも興味のある方はなくなる前に一度乗ってみてはいかがでしょうか。たくさんの方が利用すれば廃止されることもなくなるでしょうし…。
参考サイト
(Photo by http://www.flickr.com/photos/macglee/3226663194/)
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