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ゆとり世代に仕事をさせる基本と実践

はじめに

一般的に2010年度卒の社会人たちのことを「ゆとり世代」と呼ぶそうです。企業の担当者に聞いてみてもここ数年の新入社員は「基本的なことができない人が多い」そうなのですが……、そんな彼らに仕事をさせる基本と実践をご紹介します!

基本は、まず自分の心構えから!

すべての原因を「ゆとり」で片づけない

新人たちの日々の基本的なマナーから、仕事内容やその精度まで、いろいろなところで不満や疑問などを覚えたとき、すぐに「ゆとり……」という言葉が頭をよぎる人もいるのではないでしょうか。

ここまで「ゆとり」という言葉がニュースやネット上で言われているので、難しいかもしれませんが、世代に対して特徴的な言葉をつけてわかりやすくしたいのはマスコミだけです。

彼らは「ゆとり世代」ではなく、あくまで「あなたの職場の社員」であって、仕事ができるひとになってもらわないと困る人たちですよね。

自分を振り返る

案外彼らのことを常識がない、といっている自分たちも社会人になってから数年、数十年の間にたるんでしまっていることはありませんか?

自分ができているかもう一度チェックしてみましょう
  • 挨拶はきちんとする
  • 遅刻はしない(飲み会の次の日に馴れ合いで遅れていませんか?
  • 身だしなみはきちんとしているか、場所や場合に合わせた服装ができているか(夏の暑いときに同じ作業着を着続けていませんか?
  • 仕事中無駄なおしゃべりをしていないか(場を和ませようとして不必要な会話をしていませんか?) など

ぐっとこらえて、とにかく最初は許す、許す、許す

怒ってしまうとそのまま潰れていってしまう人が多い、というのは、ゆとり世代を部下に持つひとの多くが感じていること。

実際、当の本人たちに聞いてみると、やはり、存在価値まで否定されて怒らたような気がするのだそうです。とにかく、甘いな……と思いながらも、最初は許すことを心がけましょう。

ゆとり世代に仕事をさせる実践ポイント

ポイントその1:9ほめて教える:1しかる

たしかにこの世代の大多数に特徴的な傾向として、「驚くほどしかられることに慣れていない」ということがよく言われます。でも、できないわけじゃなくて、知らないだけ、ということも多いようです。

しかし、ここで「ほめる」だけでは、片手落ち。「ほめるのと同時に教える」ことを心がけましょう。

ポイントその2:ネガティブな側面からの指導

受け身で消極的な人が多いという彼らに、ものすごく積極的でポジティブなことを連呼して指導しても引いてしまいます。

ネガティブな側面からの指導というのは、例えば、負けている野球の試合でいうと、

この回に点を入れて、絶対に勝とう!

ではなく

この回はアウトにならないでいこう!

というように、ポジティブな言葉を並べて指導するのでなく、ある意味ネガティブな側面から「●●にさえならなければいいから!」と気持ちを楽にするように指導する方法です。

結局、結果として同じことをさせていても、繰り返して実績を積んでいくうちに本人にも徐々に自信がついてきます。

おわりに

いろいろな人に話を聞くうちに、別に「ゆとり世代」だからできないわけではなく、どの時代にもこういう人たちはいる、ということもしばしば感じました。

ただ、一方で、非常に辛抱強い指導が必要なのも事実なようで、そのためには多くのエネルギーと愛が必要。難しいことですが、本来、部下を育てるというのは、そういうことなのかもしれませんね。

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