はじめに

2010年新語・流行語にノミネートされた「アジェンダ」の意味と使い方について解説します。
「アジェンダ」の意味
「アジェンダ」の辞書的な意味
「アジェンダ(agenda)」の辞書的な意味は、「計画、予定表」です。計画といっても、単なるプランというより、「政治・政策的な行動計画」の意味で用いられることが多いです。
「アジェンダ」流行の背景
では、なぜ「アジェンダ」が2010年の流行語にノミネートされたのか?
今年、「アジェンダ」という言葉を流行らせたのは、衆議院議員で「みんなの党」代表の渡辺喜美氏です。
例えば、同党のホームページには、渡辺代表のメッセージとして、以下のように書かれています。
「消費税を上げるまえにやるべきことがあるだろう」これがみんなの党のアジェンダです。
また、2009年8月の衆院選、2010年7月の参院選においても、渡辺氏は街頭演説やメディアなどで、しきりに「アジェンダ」という言葉を口にしていました。
そういえば、少し前から、日本では「選挙公約」を表す語として「マニフェスト」という言葉が用いられています。
渡辺氏の言う「アジェンダ」は、「マニフェスト」とほぼ同義ですが、新党を結成した渡辺氏としては、既存の表現を使うことを避けて、敢えて「アジェンダ」という言葉を用いるのでしょう。
ちなみに、渡辺氏は、よほど「アジェンダ」という言葉にご執心のようで、『「アジェンダ」で日本を変える!』という本も著しています。
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「アジェンダ」の使い方
さて、アジェンダとは、前述のように「政治・政策的な行動計画」を意味します。
ただ、せっかく流行語にノミネートされるほどメジャーな言葉になったのですから、政治・政策に限定しなくてもいいのではないかという気がします。
とはいえ、アジェンダを単なる計画と捉えて「旅行のアジェンダ」などというのは、語源からして少し不自然な感が否めません。
そこで、アジェンダの意味を狭めすぎず、広げすぎない程度に、「厳粛な計画」という意味で使ってみることをお勧めします。
例えば、会社の命運をかけたプロジェクトに関する計画や、受験生にとっては一大事である勉強計画ならば、「アジェンダ」と称しても差し支えないのではないでしょうか。
おわりに
いかがでしょう。「アジェンダ」の意味と使い方についてご理解いただけたでしょうか。
当記事が、あなたが現代用語に対する理解を深める一助になれば幸いです。
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