今年インターネットで流行した言葉をユーザー投票で決める「ネット流行語大賞2011」が12月1日、発表された。
| 金賞 | ポポポポ~ン |
| 銀賞 | なでしこJAPAN |
| 銅賞 | 僕と契約して、◯◯になってよ |
| 4位 | マル・マル・モリ・モリ |
| 5位 | ヤシマ作戦 |
| 6位 | いいね! |
| 7位 | #edano_nero (枝野、寝ろ) |
| 8位 | ダァシエリイェス!! |
| 9位 | ブヒる |
| 10位 | アナロ熊 |
| 10位 | スカスカおせち |
| 10位 | まんべくん |
金賞は「ポポポポ~ン」。震災以降、ひんぱんに見かけるようになったACのCMのフレーズだ。使い方に決まったルールはなく、思いついた時になにげなく、Twitterでつぶやく人が多かった。2ちゃんねるでは、「原子炉建屋が爆発する様子を表してる」と話題になっていた。
銅賞の「僕と契約して、◯◯になってよ」は、「魔法少女まどか★マギカ」というアニメで、ストーリーのカギを握る謎の生命体「キュゥべえ」が、中学生の少女たちを「魔法少女」に勧誘するときのセールストーク。○○に入る言葉は、契約すると何か恐い結果が起きそう」と連想させる内容だとより、それらしくなる。
5位の「ヤシマ作戦」は、震災直後の節電を、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場した作戦名になぞらえたもの。ヤシマ作戦は、日本中から電力を集めた作戦で、まだ寒かった3月、寒さに耐えて節電に協力することを「ヤシマ作戦」呼ぶ動きがTwitterで広がった。
7位の#edano_nero(枝野、寝ろ)も、震災直後にTwitterで流行したハッシュタグ。当時官房長官だった枝野幸男氏が昼夜出ずっぱりで、原発事故についての記者会見などを行なっていたことがTwitterユーザーの同情を買い、枝野氏に休息を呼びかけるハッシュタグ「#edano_nero」が流行。枝野氏の「直ちに人体に影響を与える値ではない」という発言からは、「ただちに」という言葉も流行した。
8位の「ダァシエリイェス!!」は、京急(京浜急行電鉄)の社内アナウンスの「ドア、閉まります」が「ダァシエリイェス!!」と言っているように聞こえるということから流行した言葉。どんな言葉も「ダァシエリイェス!!」風に変換する「京急語コンバータ」なんてものも登場した。
6位の「いいね!」はFacebookの機能。Facebookでの友達の投稿を見たり、Webサイトを見たりする時に、「いいね!」ボタンを押すと、「いいね!」と思った気持ちが友達に共有できる。Facebookに限らず、何かに賛同を表すとき、「いいね!」と書く人も増えた。
9位の「ブヒる」とは、アニメや漫画など二次元の美少女キャラに対する愛情表現。通称「萌え豚」と呼ばれる人々が、文字通り豚の鳴き声のように「ブヒィィィィ」と魂の叫び声をあげている様子を指す。「◯◯ちゃんブヒィィィィ」「これはブヒれるアニメだね!」という風にも使う。「萌える」に似た使い方をするが、「萌える」よりもさらに本能的・脊髄反射的なイメージだ。
10位のアナロ熊とまんべくんはそれぞれ、ネットを騒がせたキャラクターだ。アナロ熊は、地デジ推進キャラクター「地デジカ」に対抗してネットから生まれた熊のキャラ。まんべくんは、北海道・長万部町の公式キャラクターで、Twitterでの毒舌とキモカワイイ見た目が話題を呼んだが、毒舌が過ぎて活動休止となった。
10位のスカスカおせちは、クーポン共同購入サイト「GROUPON」で半額チケットを販売したおせち料理が見本と違ったり、期日に届かなかったりした問題。今年のおせち料理販売にも影響するかもしれない。銀賞のなでしこJAPANと4位のマル・マル・モリ・モリは、ネット上だけでなく一般的に流行した。