ダンドリが悪い社員は要らない!
あなたは普段どのように仕事を進めていますか?積み上がったタスクを片っ端から片づけていく!なんてことにはなっていませんか?
もちろん、タスクを積み重ねてタスクを消費していくだけの、一問一答のような仕事の進め方でも問題ないことはあるでしょう。しかし、複数人が関わるプロジェクトや組織のなかで、全員が自分勝手に仕事を進めていたらどうでしょうか。
ダンドリ下手は厄介者?
「部長!プロジェクトメンバーの皆さん!これから会議しましょう!」
世にある多くの企業では、恐らくこんなことを言ったら怒られてしまうと思います。それも当然、彼らだって自分の仕事があり、全員があなたの都合にあわせることは不可能なのです。

ダンドリが悪いと、周囲にまで迷惑が…
このように、全体像が見えていない、優先順位がつけられないと、思わぬトラブルが発生するリスクがあります。自分では普通に仕事をこなしているつもりでも、厄介な社員になってしまっているかもしれません!?
そもそもダンドリってなに?
まずはダンドリ(段取り)がどういうものかを理解しましょう。ダンドリには以下の2つが含まれます。いずれかでも欠けたら不十分です。
- 計画・事前準備
- 物事の手順・進め方
バーベキューで例えてみると…

プライベートでもダンドリは重要です
例えば、あなたが友人たちとバーベキューを開催するとしましょう。まずは日程調整や参加者集めなどの計画・事前準備をするはずです。これがなくては何も始まりません。
しかしそれだけではダメです。当日になって「お肉を買い忘れた!」というトラブルが起こったり、「まずは乾杯?それとも火おこし…?」と混乱したりといったリスクがあるかもしれません。物事の手順・進め方を決めておいたほうが良いですよね。
これら2つの要素ができてこそ、ダンドリ上手といえるのです。では次からは、ダンドリ上手になるためのポイントを見ていきましょう。
ポイント1: 何から着手するか
まずやることといえば…日程調整?会場確保?参加者募集?
いいえ、ダンドリはすべてゴールから設定するようにしましょう。プロジェクトによってタスクは必要な変わるものですが、これだけはすべてにおいて共通です。
ミクロではなくマクロで考えよう!
ついつい細かいタスクに目が行ってしまいがちですが、まずは全体像(マクロ)を捉えるところから始めます。以下の3つを考えてみましょう。
- そのプロジェクトは何のために行うのか?
- そのプロジェクトがどうなれば成功なのか?
- 何をどこまでやってプロジェクト完了といえるのか?
ポイント2: すべては何を目指すかで決まる
あなたが山に登るとしましょう。その山はどのくらいの高さですか?険しい山ですか?
必要なものを見極めよう!
同じ「山に登る」という行為でも、その山がどういったものかで、必要な準備や行動が変わってきます。例えば、軽装でエベレストに登るなんてことはできませんよね。逆に、丘のような低い山に登るときにフル装備は必要ありません。
ポイント3: ハードルは低いところからでOK
いきなり高いハードルを越える必要はありません。
正しいダンドリとは、低いハードルを越えることの積み重ねによって、ひとつずつ階段を登っていくようなものです。途中でつまづいてしまっては意味がありませんので、着実に越えられるハードルを設定しましょう。
マラソンを始めるときのダンドリは?
あなたが健康維持のためにマラソンを始めるとしましょう。そのとき、いきなり毎朝10kmを走ろうというのは、そうそう簡単なことじゃないと思います。すぐに断念してしまうかもしれません。
では、最初に靴とウェアを買うところから始めて、毎週末2km走ることを目指し、半年後に10kmマラソン大会に出場することを目標にしてみてはいかがでしょう。気軽になりましたよね?
ポイント4: やらねばならないのか?を再確認
あなたがしている仕事は、本当に必要なことですか?盲目的に受諾するばかりで、必要性を確認せずに仕事をしていませんか?
目的を再確認しよう!
例えば、「君も会議に参加して欲しい」と頼まれたとしましょう。ここで「はい!わかりました!」と即答するようではいけません。もしかしたら、本当は参加する必要のない会議かもしれません。必ず「なぜそうなのか?」と、目的を再確認することが大切です。
余計なタスクを減らし、回り道をしないこともダンドリの秘訣です。
ダンドリはビジネスの基礎
そうはいっても上司の命令だからとか、定例会議だからとか、様々な外的要因でダンドリが悪くなってしまうことがあります。
しかし、仕方ないからダンドリしないのではなく、いつでもダンドリを気にして行動することで、あなたの仕事をグッと効率化できるはずです。
ダンドリ術を身に付けて、ゴールに向かって着実に進めていきましょう!
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(講師:吉山 勇樹、執筆:nanapi編集部)