\ フォローしてね /

高校国語・古文文法「言葉の単位・単語の種類」の学び方

古文文法という言葉に、みなさんはどんな事を感じますか?複雑・難しい・面倒等々・・・色々浮かぶと思います。現代文の文法は常に今触れているので、勉強しなくてもわかる部分がありますが、古文はそうもいきません。

筆者も当然苦労した、古文文法の学び方についてご紹介します。

言葉の単位

言葉の単位

  • 文章
  • 文節
  • 単語

言葉は上記のような単位に分けられます。

言葉の単位の具体例と解説

それぞれについて具体例を挙げて説明します。題材は古典の名作「かぐや姫」です。

文章

「がくや姫」の物語自体がこれに当たります。

「今は昔、竹取の翁(おきな)といふ者ありけり。」

これが文です。簡単に言うと「。(句点)までの文字」が1つの文、つまり1文になります。

文節

「今は/昔、/竹取の/翁(おきな)と/いふ/者/ありけり。」

/で区切られたものが文節になります。簡単に言うと「単体で意味を持つ単語の集まり」です。難しく言うと、後述する「自立語」が必ず文節には1つ入っています。

単語

「今/は/昔、/竹取/の/翁(おきな)/と/いふ/者/あり/けり。」

/で区切られたものが単語になります。簡単に言うと「これ以上分解すると単なる字の羅列になってしまう」というものです。難しくいうと「意味を持つ言葉としての最小単位」が単語になります。

古文文法の上で一番大事な区切り方は「単語」に区切ることです。区切られた単語には、その特徴から「動詞・形容詞」などの名前が付けられており、これを「品詞」と言います。そして単語に区切る作業のことを「品詞分解」と言います。

「品詞分解」が正しく出来れば、現代語訳は出来たも同然です。

自立語・付属語

言葉の使われ方の特性によって単語を「自立語」と「付属語」に分けることができます。言葉だけ聞くと、なんだか難しそうですが、読んで字の如し、です。

この2つはどちらも同じくらい重要です。後述する「活用する・しない語」と組み合わせて「自立語で活用し、語尾がウで終わる品詞は何?」等、品詞を問う問題ではこんな風に出題され、知らないと解答できません。

自立語

文字通り、自立できる語です。つまり「その単語だけで、意味がわかるもの」です。上の例文で言うと「今・昔・竹取・翁・いふ・者・あり」です。

付属語

文字通り付属する語、つまり「何かとセットでないと意味が通じない単語」です。難しく言うと、自立語について意味を付け加える単語です。上の例文で言うと「は・の・と・けり」です。これだけ並べても、全く意味が分かりませんよね。

活用する語・活用しない語

活用の有無によって単語を分類することができます。

活用する語

ごく簡単に言うと「語尾が後の単語により変わる単語」のことです。例文で言うと「いふ・あり・けり」がそうです。

例えば「いふ」に否定を表す「ず」を後につけるとします。すると「いふず」ではなく「いはず(言わず)」となり「いふ」「いは」に変化しますね。これが語尾が変わるという意味です。

「活用する語」は自立語だけでなく、付属語にもあることを覚えておきましょう。例文でいうと「けり」がそうです。

活用しない語

こちらも簡単に言うと「後が何であろうと、語尾が変わらない単語のこと」です。例文で言うと「今・は・昔・竹取・の・翁・と・者」になります。

学ぶときのポイント

単語の種類は「自立語・付属語」と「活用する・しない」で全て分類することができます。そして分類された品詞には以下のような名前がついています。品詞を挙げておきますので、参考にして下さい。

自立語

  • 活用する:動詞・形容詞・形容動詞
  • 活用しない:名詞・副詞・連体詞・接続詞・感動詞

付属語

  • 活用する:助動詞
  • 活用しない:助詞
太字が特に出題されやすく、重要な品詞になります。

おわりに

以上、言葉の単位・単語の種類についてご紹介しました。極力噛み砕いて説明したかったので、細かい部分の説明は省いています。みなさんのお役に少しでも立てれば幸いです。

(image by amanaimages)

このライフレシピを書いた人
Banner line

編集部にリクエスト!

「こんなライフレシピがほしい」や「ここがわかりにくかった」などをお送りください。