京都の町家など昔の街並みが残っている地区を散策するとなんだかタイムスリップしたような気分になりますよね。
ウナギの寝床
昔の街並みを歩いて気が付くのはどこでも大体道路に面した部分の間口が狭くて奥に長い、「ウナギの寝床」と呼ばれる間取りが多い事。
節税対策?
ウナギの寝床の間取りは日当たりや風通しも悪くなるのですが、どうしてそういう間取りになったかというと、実は「節税対策」なのです。
昔は通りに面した間口の幅によって税金がかけられていたたそうで、昔の都市計画で考えられていたのは、間口を狭くする事で通りに面した家や店が多く建てれるので、多くの人が住み、町が栄えるだろうとの思惑があったそうです。
風水の利用
西に黄色いものを配置するとお金持ちになるという風水は有名ですが、京都の街並みは風水を使って計画されたのをご存知ですか。
奈良時代末期は政争や天災が続き、当時の桓武天皇は全てを一新する為に都を京都に移しました。天皇は、唐の文化を積極的に取り入れ平安京は、風水の考え方で計画されました。
(image by 筆者)