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手軽に楽しめるコーヒー豆の種類と基礎知識

ここでは、コーヒー豆の種類に関する基礎知識をご紹介します。

コーヒーの三原種

アラビカ種

アラビカ種はエチオピアが原産地で、現在は中米・南米・アフリカ・アジアのコーヒー生産圏全域で生産されています。全コーヒー生産量の70~80%を占めており、風味、香りともロブスタ種・リベリカ種に比べて優れているため、 コーヒー消費の主流となっています。

ロブスタ種

ロブスタ種はアフリカのコンゴで発見され、現在はアフリカやアジアなど、アラビカ種の栽培に不適な高温多湿地帯で栽培されています。香ばしい香りと少ない酸味が特徴でインスタントコーヒーなどに利用され、日本では主にアイスコーヒー用として広く用いられています。

リベリカ種

原産地は西アフリカとリベリアで、現在はリベリアをはじめ、スリナム、ガイアナなど数カ国で生産されています。強い苦みが特徴で、アラビカ種やロブスタ種に比べて生産量は極めて少なく、 日本にはほとんど輸入されていません。

南米のコーヒーの産地・銘柄と味の特徴

南米は世界のコーヒー生産量の約30%を産出する、世界一のコーヒー王国ブラジルと、第2位のコロンビアがあります。その他にベネズエラ、エクアドル、ペルー、ボリビアなどで、主にアラビカ種系の品種が広く栽培されています。

ブラジル

ひとつは「サントス」という銘柄で、ブラジルコーヒーの代名詞で、酸味・苦味ともやわらかく、さわやかな風味が特徴です。もうひとつは「ムンドノーボ」という銘柄です。水洗式で丁寧に精製される希少な豆で、さわやかな酸味と適度な苦味を持っています。

コロンビア

「コロンビア」という銘柄は、独特の甘い香りと上品な酸味が特徴です。「エメラルドマウンテン」という銘柄は、手摘みされた選りすぐりのプレミアムコーヒーで、酸味・苦味のバランスがよく、甘い香りと深いコクが特徴です。

中米・カリブ海のコーヒーの産地・銘柄と味の特徴

中米・カリブ海エリアには最高峰といわれる、ブルーマウンテンがあります。高地産の香り豊かな高級銘柄のそのほとんどが、水洗式で精製されるアラビカ種です。

ジャマイカ

「コーヒーの王様」と呼ばれる「ブルーマウンテン」は、フルーティーな香りとまろやかな味わいが特徴です。また、ブルーマウンテンの兄弟ともいわれ、甘い香りと調和のとれた上品で豊かな味が特徴の「ハイマウンテン」という銘柄もあります。

キューバ

「クリスタルマウンテン」という、まろやかな香りとマイルドな酸味・苦味が特徴の銘柄が有名です。

コスタリカ

コスタリカ産の「コーラルマウンテン」は、苦味が少なく、甘味とコクのあるまろやかな味わいが特徴です。

中東・アフリカのコーヒーの産地・銘柄と味の特徴

エチオピア、タンザニア、ケニアではアラビカ種、ほかの国ではロブスタ種を中心に生産しています。

エチオピア

「モカハラー」は、モカ特有の甘くスパイシーな香りと強い酸味、深いコクを備えています。

イエメン

「モカマタリ」は、モカの中でも特に芳醇な香りと強い酸味を持っています。

タンザニア

「キリマンジャロ」は、強い香りとしっかりとしたコク、さわやかな酸味を持っています。

アジア・環太平洋のコーヒーの産地・銘柄と味の特徴

アジア・環太平洋には、かつて世界最高のコーヒー産地とされたインドネシアがあります。ロブスタ種を中心に生産していますが、マンデリンやトラジャなどアラビカ種の高級銘柄も栽培しており、ハワイのコナコーヒーはブルーマウンテンと並び称される高級品です。

インドネシア

代表的なのが「マンデリン」という、ブルーマウンテンが登場するまでは世界1のコーヒーとされていた豆。香り高く、強い苦味とコクを持った銘柄です。苦味と甘味のバランスが取れた、マイルドな味が特徴の「トラジャ」や「ジャバロブスタ」という、苦味と酸味がともに強い銘柄もあります。

ベトナム

ベトナム産で有名なのは、「ベトナムロブスタ」という強い苦味とコクが特徴の銘柄です。

アメリカ

「ハワイコナ」という、独特の酸味と甘味、コクを併せ持った銘柄が有名です。

焙煎の分類

浅煎り

酸味が強く、香り高い煎り方です。

中煎り

酸味と苦みのバランスが良く、コクと香りがあります。レギュラーコーヒーに適した煎り方です。

深煎り

苦みとコクが豊かです。エスプレッソに用いられています。

挽き方の分類

細挽き

瞬時に抽出する場合に用いられます。エスプレッソに最適です。

中挽き

ドリップコーヒーに適しています。

粗挽き

じっくり抽出する場合に用いられます。プレス式コーヒーメーカーに適しています。

コーヒー豆の保存と管理のポイント

高温多湿を避ける

コーヒーは高温多湿の状態では変質しやすいので、密封状の容器に入れてキッチンのシンク下など冷暗所に保管しましょう。

少量ずつ粉砕する

粉状にすると酸化が早くなり味と香りが損なわれやすく、湿気を吸い込みやすくなります。また、湿気を含んだ粉は抽出する際にお湯が浸透しにくく、味と香りの抽出がしにくくなります。少しずつ豆を挽いて少量ずつパックするとコーヒーの味と香りを保てます。

おわりに

筆者はいつも、毎月コーヒー屋さんでドリップ用に粉を挽いてもらっています。行くたびに産地や味の違うコーヒーが販売されているので、こういった豆知識があると味の想像ができるので、自分好みの豆を選びやすくなります。

わからなくても店員さんに聞くと教えてくれるのですが、少しでも知っていれば店員さんの話もわかりやすくなるので、少しずつ覚えていくと便利です。

保存や管理の方法もポイントを押さえてしているので、手軽においしいコーヒーを日々楽しめています。

(image by amanaimages)

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