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絶対揃えたい!アイテムを使ったチンチラ飼育環境の作り方

チンチラは、野生ではアンデスの冷涼な岩場に生息する夜行性の草食動物です。このことから、飼育環境は「高温多湿にならない」「昼間隠れる場所がある」「夜間は暗く活動しやすい」「高低差があること」がポイントとなります。

また、チンチラは密集した毛のため、水に濡れると冷えすぎて弱ってしまいます。砂浴びをすることで体を清潔に保ちますので、チンチラ専用の砂を使った砂浴びができるようにします。

部屋全体の基本的な環境

だいたい25℃以下になるように室温を調節するので、日本の夏はエアコンが必須です。肌寒いけれど雨が降っているとき除湿機などもあると便利です。

静かな部屋で、昼間は明るいけれど日差しがきつすぎない場所にケージを置いています。

また、他の動物も飼育している場合、同じ部屋に入れるとストレスを感じることがあります。筆者は、夜行性小動物の部屋に犬と猫を立ち入り禁止にしています。夜行性で草食や果実食の動物であれば、同じ部屋にケージを置くこともできます。たとえばハムスター、モモンガ、スナネズミなどです。

環境のために揃えたいおすすめアイテム

1:砂浴び容器(プラスチック製の広い容器)

チンチラ用と表示のある、粒子の細かい砂を使って砂浴びをしますので、入り口がせまく中が広い容器が適しています。

プラスチック製の容器としては、米びつ、衣装ケースなどでも代用できます。

2:砂浴び容器(陶器やガラスの容器)

陶器やガラスの砂浴び容器は、ひんやりしてチンチラが気持ちいいばかりでなく、細かいキズが付きにくいため清潔に長く使えるという利点があります。

上の写真では窮屈に見えるかもしれませんが、チンチラは毛の層が厚くて本体は意外とスリムなので、大きさは充分のようです。

陶器やガラスの容器は、梅酒を作るビンや、園芸用のポットでちょうどいい大きさのものがあれば代用できます。

3:木のグッズを活用

チンチラはげっ歯類なので、歯が伸び続けます。噛みあわせが悪くならないように、牧草やペレットのほかにもかじれるものを用意しましょう。

主に昼間の寝床となる巣箱も、木製のものにするとかじれますし、写真右のようなケージに固定できるかじり木(大型インコ用に売っています)も堅くて長持ちしたのでおすすめです。

4:運動器具(チンチラ専用の大型ホイールと木製ステージ)

チンチラ専用の大型ホイール

足を挟まないように作られていますが、飼い主が見ているときにケージに入れて使用しましょう。まわす個体とまったく興味を示さない個体がいました。

木製ステージ

チンチラは、最初に述べたように岩場に住んでいた動物ですから、巣箱の上からもう一段ぐらい登れるようにするため、板を設置します。

ペット用に市販されているものもありますし、ケージに合わせて木材で自作してもいいですね。

運動器具は安全に配慮して、ぐらつきが無いか、材質は適切かなどいつも点検しましょう。

チンチラのための環境づくりの注意点

チンチラの環境づくりで、上記のほかに注意しなければならない点は、なんといっても「安全対策」です。まんまるな見た目からは想像できない機敏さと器用さがありますから、ケージの留め具を外したり、牧草などを入れる隙に飛び出してきたりして部屋に出てしまうことも少なくありません。

そんなときのために、口にすると危険なもの(人間の食べ物、薬品、園芸用植物)は置かないようにしましょう。

とくに、電化製品のコードをかじってショートするとチンチラが危険なだけでなく、火災の原因にもなります。筆者はホームセンターでコードをカバーするグッズを探して対処しました。

おわりに

筆者のチンチラ飼育暦は12年以上になります。最初に飼った個体がまだ生きてくれています。

前足が器用なためしぐさが愛らしく、臆病ですがこちらが危害を加えないとわかるとチンチラのほうから近づいてきます。抱っこしたり連れ歩いたりするペットとはまた違う魅力があります。

環境を適切に整えてのんびりと暮らさせてあげれば、もともと長生きできる動物ですので、飼育をはじめる方や考えている方のヒントになればと思います。

チンチラの飼い方の関連レシピ

(image by 筆者)

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