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    地層から歴史が判る「地層:化石と地質時代」分野の学び方

    みなさんは、崖や海岸沿いなどで種類の違う土がミルフィーユのように何層も重なっているのを見かけたことはありませんか。それらは「地層」と呼ばれるものです。

    地層を調べると、何万あるいは何億年もの長い間のその土地の歴史が分かります。人類が生まれる遥か昔に何があったのかを知ることが出来るのです。

    地層には様々な種類の土が層になっていますが、これらは例えば、昔海岸だったために川から土が流されその土が積もったり、年月が経つに連れ海底が隆起し地上に現れ木々が育ちやがて枯葉が積もって腐敗して土になったりしたためです。

    今回はなぜ地層の化石に注目するとその地層の歴史がわかるのか、ポイントを2点挙げて説明します。

    化石のポイント

    地層の中から化石が見つかったら、そこから様々なことが推測できます。

    化石には、生物の骨や殻、痕跡なども含まれます。石のようになっているものだけが化石と言えるわけではありません。

    示相化石

    地層が堆積した当時の環境が推測できる化石を、示相化石といいます。例えば以下のようなものが、示相化石にあたります。

    • サンゴ:当時は温かく浅い海底だったということが分かります。
    • 貝:当時は湖または海底だったということが分かります。
    • マンモス:当時は寒冷地だったということが分かります。

    示準化石

    地層が堆積した年代を特定することが出来る化石を示準化石といいます。下に例を挙げます。

    • 古生代:フズリナ(原生動物)、三葉虫(節足動物)
    • 中生代:アンモナイト、恐竜
    • 新生代(第三期):ビカリア(巻貝)、メタセコイヤ(植物)
    • 新生代(第四期):マンモス、ナウマンゾウ

    地質時代のポイント

    地質時代とは、地球が誕生してから有史時代(人類の歴史がある数千年前まで)までのことです。示準化石に基づいて分類されています。

    先カンブリア時代(5.4億年前以前)

    この時代の化石は最近になって細菌類、バクテリアの化石が発見されるまで、特に何も見つかっていませんでした。

    先カンブリア時代は地球の誕生・生命の誕生から多細胞生物まで進化が進み、カンブリア時代が始まるまでを指します。地球が誕生したのが45億年前なので、地球の歴史のほとんどがこの時代になります。この間に地殻や海が作られました。

    古生代(5.4億年前~2.5億年前)

    5.4億年前にカンブリア爆発と呼ばれる動物の門(分類の一種)が全て出揃った現象が起きました。その結果、種子を作らない植物・三葉虫・魚類・両生類が誕生しました。しかし古生代の終わりに、古生物学上最大の大量絶滅が起きました。この後、中生代が始まります。この区分のことをP-T境界といいます。

    この時代の化石は、フズリナ、三葉虫が見つかっています。

    中生代(2.5億年前~6600万年前)

    動物としては恐竜が誕生してから絶滅するまでの時代です。植物は裸子植物の他には大型アンモナイトなどが生息していました。しかし6600万年前に恐竜などの大量絶滅が起きました。原因は巨大な隕石の墜落(巨大隕石説)が有力視されています。これにより中生代から新生代に代わります。この区分のことをK-T境界といいます。

    この時代は、アンモナイトや恐竜の化石が見つかっています。

    新生代(6600万年前~数千年前)

    6600万年前に恐竜が絶滅した結果、魚類が進化し、鳥類・哺乳類が出現、そして人類が出現しました。また植物は被子植物が誕生しました。

    化石はビカリア、メタセコイヤ、新生代、マンモス、ナウマンゾウが見つかっています。

    おわりに

    その化石が何か分れば、知識に基づいて年代が分かったり、どんな環境だったのか推測することが出来ます。

    (image by amanaimages)

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