\ フォローしてね /

退職を目安に!30代独身女性がお金に関する人生設計を考えるときの組み立て方【体験談】

筆者は20代に貯めた貯金と両親からの借金で30〜32歳まで海外留学をし、借金を返済し終えたときには35歳になろうとしていました。

目標は「一人で生涯暮らせるだけの資金をできるだけ早く作り、ハッピーリタイヤメントをすること」です。

当時、ファイナンシャルプランナーの資格取得を目指していた筆者は、自分のマネープランを立て、実行することにしました。

35歳時点の居住状況

  • 一人暮らしで家賃9万円
  • 収入は手取り月60万円、ボーナスなし
  • 月間支出は家賃を除いて約10万円
  • 貯蓄は500万円
  • ローンはなし

目標とするライフプラン

  • 生涯独身
  • 一生暮らせるだけの貯金ができたら、会社は退職する
  • 生活費節約のため、65歳くらいまでは物価の安い海外で暮らしてもいい。その後は健康が心配なので、医療が確実に受けられる日本で暮らす
  • 退職までは貯金に励み、退職後は金利収入と貯金の切り崩しで生活し、老齢年金受給年齢以降は年金を収入に組み入れ、貯金の切り崩しを極力抑える

マネープランの立て方

STEP 1: 年次キャッシュフロー表を作成する

ライフプランをもとにエクセルで表を作ります。女性の平均寿命は85歳ですが、余裕をもって90歳までの表を作りました。正確でなくともいいのでだいたいの数字を入力し、試算をしていきます。

実際にファイナンシャルプランナーもこのようなキャッシュフロー表を作り、マネープランの相談に応じています。

STEP 2: 「貯蓄残高」がマイナスにならないように、収入・支出を見直す

STEP 1の試算により、収入からインフレ調整後支出を差し引いた貯蓄増加額は年間450万円程度、退職後の生活費は年間200万円、実家に戻るか、物価の安いタイで暮らせば生活費は2/3程度に抑えられます。

結論として40代後半で7,500万円の貯金があり質素な生活を送れば、90歳まで「貯蓄残高」がマイナスにならないことがわかりました。50歳前まで働けば、現状の生活レベルを落とさずに、退職金を含めて目標金額の7,500万円は達成できそうです。

貯金作戦開始

ポイント1:貯金は少しでも金利のいい定期預金に預ける

老後の生活費をリスクのある金融商品に投資するのはあまりいい考えには思えませんでした。また、仕事が忙しく投資の勉強をしている時間がありません。

元本保証の定期預金で金利優遇キャンペーンを実施している銀行に、定期の満期が来るたびに預け替えすることにしました。

ポイント2:引越しを想定して物は増やさない

退職後実家に戻るにせよ、物価の安い国にロングステイするにせよ、引越しに備えて荷物は増やさないことにしました。

耐久消費財は買わない、3年以上使っていないものはリサイクルショップに売るようにしました。

ポイント3:食費を抑える

給与の伸びは期待できないため節約に励みました。手抜き料理は得意なので自炊は苦になりません。

食料品・生活用品は週末の特売でまとめ買いです。外出先でもジュースやお茶は買わずに、マイボトルにお茶を入れて持ち歩いていました。

その後の進捗・結果

想定外のできごと1:病気・リストラ

その後9年は問題なく予定通り貯蓄を増やせました。ところがリーマンショック後の不景気の中、過労から体調を崩しリストラに遭ってしまったのです。

幸いなことに、割増退職金の積み増し交渉に成功し、さらに退職後は傷病手当金を受け取ることができたため、貯蓄は目標額を上回り安心してリタイヤしました。

想定外のできごと2:リタイヤ生活はコストがかからない

退職後は一人暮らしを止め実家に戻りました。現在、国民年金保険料・国民健康保険料と実家に入れている下宿代を合計しても、月数万円で済んでいます。

ランチ代や洋服代がかからない生活がここまで安く上がるとは思いませんでした。今のところ金利収入と退職後に始めたデイトレードの収入で暮らせており、貯金は切り崩していません。

感想

年次キャッシュフロー表を作ることによって、老後お金に困らない貯金目標額がわかり、目標に向けて貯金をすることができました。

また急なリストラに見舞われましたが、割増退職金などで貯金目標額に達することがわかれば、病気のところを無理して働かなくてもいいことがわかりました。

ただし、唯一心配なことはインフレです。貯金があってもインフレになれば貨幣価値が下がります。今後は想定外のインフレ率になった場合にどうするか、対策を思案中です。

おわりに

30代半ばで真剣に取り組んだライフプランは、途中で想定外のできごとが起き、軌道修正しながら、10年以上たった現在も何とか生活防衛できています。筆者の体験が今の30代の独身女性の参考になれば幸いです。

(image by amanaimages)

このライフレシピを書いた人
Banner line

編集部にリクエスト!

「こんなライフレシピがほしい」や「ここがわかりにくかった」などをお送りください。