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気軽にチャレンジしてみよう!オペラ鑑賞で気をつけたいマナー

著者は地方都市に住んでいるため、大きなオペラは頻繁には催されません。それでも地元の二期会などが主催するオペラに、足繁く通っています。今回はオーケストラピットなどが設置されている本格的なオペラ劇場での鑑賞マナーについて、ご紹介します。

オペラ鑑賞時の服装マナー

観客はあくまでお客様ですから、基本的にはどのような服装でも許容されます。しかしながら歴史的な伝統芸術であるオペラですから、あまりに奇抜な格好は避けましょう。

オペラの雰囲気を楽しみたいのであれば、タキシードやドレスなどを着てもいいでしょう。カジュアルな服装でも大丈夫ですが、ジーンズとかヒップホップ系、原宿コスプレ系などは控えた方がいいと思います。

無難にまとめるのであれば、男性ならばスーツにちょっとおしゃれなシャツ、ネクタイ程度。女性の場合はワンピースやスーツなどにアクセサリーや小物でアクセントをつける感じがいいでしょう。

アクセサリーで、擦れ合って音がするようなものは避けましょう。また香水も、きついものは避けた方がいいです。隣にそのような人がいれば気になるものです。

オペラ鑑賞中のマナー

基本的なマナー

観劇の途中の飲食は厳禁です。私語も勿論いけません。携帯電話の電源を切るなど、常識的な振る舞いをしましょう。

周りの観客は集中して見ているので、少しの物音も耳に障ったりします。邪魔をしないよう、一挙一動に注意したいところです。

拍手のタイミング

まずは幕開きです。照明が暗くなってオーケストラピットに指揮者が登場したら、拍手をします。

オペラはアリア(独唱)がありますから、その都度拍手します。気を付けれなければならないのは、曲に拍手がかぶらないことです。拍手するタイミングが早すぎると、曲の邪魔をしてしまいます。指揮者が手を下ろした後を目安に、拍手をしましょう。

周りの拍手のタイミングに合わせておけば問題はありません。

掛け声のタイミング

オペラでは、観客席から賞賛の掛け声がかかる時があります。男性歌手には「ブラヴォー」女性歌手には「ブラヴァー」です。どちらも「素晴らしい」という意味ですね。掛け声のタイミングは、拍手の時と同じだと思っていいでしょう。

しかしこの掛け声は、素人には相当難易度が高いと思います。タイミングを外してしまうと、白けた雰囲気になってしまいます。初めの鑑賞でしたら、掛け声はベテランのオペラファンに任せておいた方が無難です。

鑑賞の楽しみ方

前もっての学習

ビギナーの場合、多少はそのオペラについて学習しておくと、よりスムーズに楽しめると思います。市販のDVDやインターネットなどで、あらかじめストーリーや見所などを確認してみましょう。

持っていくもの

オペラグラスなどがあれば便利です。アップで見るアーティストの迫力は、また格別です。会場で販売していることもありますから、入場時にチェックしてみてください。

カーテンコール

カーテンコールは、華やいだ和気あいあいの雰囲気が素敵です。惜しみない拍手を送ってあげてください。拍手の大きさがその出演者の評価にもつながることもあります。贔屓の歌手には思い切り拍手をしてください。

幕間に主要な歌手が出て来て挨拶する場合もありますが、基本的には全ての上演が終わった後にカーテンコールが行われます。出演者をもう一度見たいという要求でカーテンコールが設定されている場合が多いですから、幕が下りた時からカーテンコールが始まるまではずっと拍手を続けます。

この場面で、掛け声、口笛、スタンディングオベーションなどが起こることもあります。日本では口笛などはあまりないと思いますが、スタンディングオベーションはありです。素晴らしかったと思ったら、惜しみなく立って拍手を送りましょう。ただし周りの観客の迷惑になる場合がありますから、周囲の様子を観察して、場違いだと思えばよしましょう。

オペラ鑑賞の休憩時間の使い方

基本的には20~30分といった休憩がありますが、ブレイクタイムと考えてください。飲み物を購入したり、トイレや化粧直しといったところでしょうか。飲食は基本的にこの休憩時間にしましょう。劇場にあるレストランも利用できます。

早め早めに対応をとって、くれぐれも上演の再開時間に遅れないようにしましょう。オペラが始まった後にざわざわと席に着くのはマナー違反です。

おわりに

オペラは日本の歌舞伎とよく似ています。音楽、演劇の融合した総合芸術です。また、お互い歴史的伝統芸能でもあります。どちらも、現代のポップな芸術とは観客側のスタンスも違ってきます。

勝手気ままに観賞すればいいということではなく、オペラが培ってきた伝統文化を尊重しつつ、敬意を払って観賞すべきではないでしょうか。

(image by amanaimages)

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