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エアコン室外機は雪に弱い!雪の日における家でのトラブル対策

寒い冬に欠かせないエアコン。実はエアコンの室外機は、寒さに弱いことをご存知でしょうか。普段、雪の降らない地域に住んでいると、いざ暖房が付かない、暖かくならないといったトラブルが起こったときに、原因が分からず慌てふためいてしまいます。室外機が凍結して故障したり、ファンが回らなくなったり、霜取り運転により暖房が出なくなったり…また電線が切れて停電する恐れもあるなど「雪の日にエアコンが使えない可能性がある」ことを知っておきましょう。
nanapi

筆者は、太平洋に面した温暖な地域に暮らしているので、雪は1年に数回積もるかどうかといった程度です。だからこそ雪が積もった日は予期せぬトラブルが起こります。

自動車のスリップ事故や歩行中の転倒はもちろん気を付けていましたが、家の中にいても雪によって思わぬトラブルが起こりました。

そのときの体験を踏まえて、雪の日のトラブル対策をご紹介するので参考にしてみてください。

雪の日に起こったトラブルについて

エアコンで寒さを凌ぐ冬

めったに雪の積もらない地域なのですが、2006年に75年来の大雪に見舞われました。当時筆者は生後数か月の子供がいて、夜中にも起きて授乳をしなければなりませんでした。

起きてからスイッチを入れるのでは部屋全体が温まるまでに時間がかかってしまうからと、寒さを凌ぐために夜中じゅうエアコン暖房を付けて寝ていました。エアコンのおかげで夜中の授乳も問題なくできていました。

エアコン暖房が作動しない

大雪の日、いつもと同じように寝る前にエアコンのスイッチを入れました。しかし、いくら待っても冷風しか入ってきません。どうやら、エアコンが故障したようでした。今まで経験したことのない寒さの夜にエアコン暖房が使えないので、筆者は少々パニックになってしまいました。

その夜は毛布やコートをまとって授乳を行い、あくる日に修理をお願いしました。しかし、大雪の日以降は修理の電話が殺到していたようで、修理の予定は何日も先になってしまいました。

原因

後日、エアコン修理の方が言っていたのは、室外機は雪や低温に弱いとのことでした。通常凍結した場合、まず霜取り運転が行われるのですが、そのときに安全装置が働いて暖房が停止してしまうか、故障してしまう場合があり得るといった理由でした。

安全装置の場合は気温が上がれば作動しますが、故障は修理が必要です。今回は室外機が故障してしまい、やはり原因は雪による低温だろうということでした。室外機ががんばっても凍結が取れず、限界を超えてしまったようでした。

室外機の修理とメンテナンスをしてもらいましたが、このまま積雪による低温が続けば、また故障もあり得るという説明を受けました。

家での雪の日対策のポイント

1:「雪の日にエアコンは使えない可能性がある」と知っておく

雪に慣れていない地域では、あまりこのことは知られていません。そして雪の日に一斉にエアコンが不調になり、修理屋さんは大忙しとなってしまうのです。すると寒い毎日を、暖房なしでひたすら修理を待つことになってしまいます。

ですので、雪が原因でエアコン暖房が作動しない可能性があることを知っておきましょう。

雪と予報がでたときに、暖房に対する心構えと準備ができます。

2:エアコン以外の暖房器具を保持しておく

積雪の多い地域ではエアコンの室外機に防雪カバーをつけたり、積雪があっても大丈夫なように地面よりも高く設置しています。しかし、積雪が年に1日ほどの地域では、そこまでしっかりと防雪するのは現実的ではありません。

なのでエアコン以外の暖房器具があると安心です。トラブルがあったあと、筆者は遠赤外線ヒーターを購入しました。

エアコンが故障してもヒーターがあり、反対にヒーターが故障してもエアコンがあれば寒さをしのぐことができます。また、電気が止まっていなければ湯たんぽもあれば重宝します。

3:停電に備えて防寒具を用意する

電線に水分を含む湿った雪が付着することで負荷がかかり、その重さに耐えきれず電線が切れたり、電柱が折れて停電する可能性もあります。

雪が積もる予報が出たら電気が止まる可能性を考慮し、防寒対策としてスキーウエアや厚手の毛布を用意しておくと良いでしょう。

また、お持ちの方はキャンプ用寝袋などをすぐ使えるようにしておくと良いと思います。

4:室外機の周りをあける

エアコンの室外機の周りに雪が積もった場合は、吹き出し口と吸い込み口の前を開けるように周囲の雪を最低20~30cmは取り除きましょう。

エアコンの暖房は、ドライヤーのように本体にある熱源から暖かい空気を出しているわけではなく、室外機を通じて屋外の熱を室内に送り、室内の冷たい空気を屋外に出すことで部屋を暖めます。

そのため、室外機の周辺に雪が積もってしまうと、雪が壁となり「せっかく放出した屋内の冷たい空気を再び吸って室内に戻す」という効率の悪い状態になり、暖房の効きが悪くなるどころか、部屋を暖めるためにまた余分な電力を使うことになります。

最悪の場合、エラーが出て運転が止まったり、故障する場合もあるのでご注意を。

また、室外機の吸い込み口に雪が入り込んで塞いでしまった場合も同様に運転効率が悪くなり、より多くの電気を使うことになるので取り除きましょう。

霜を取るために室外機に沸騰したお湯をかけるのはNG。蒸気が基盤の内部にまで入り込み、ショートや漏電の原因となります。

家での雪の日対策の注意点

シートは劣化防止用

シートで室外機を覆うタイプのものは内部に雪が入り込むのを防げますが、エアコン稼働中は室外機にカバーをかけているとエアコンの効率が悪くなり、余分な電気代もかかってしまうため取り外さなければなりません。

主に雪ではなく、使わないときに直射日光や風雨による劣化を防ぐ用と考えたほうが良さそうです。

エアコン運転中に異音?

エアコンが「ぷしゅー」という音と共に、急に止まって暖房が出なくなり、しばらくすると復帰することがあります。

これは、運転の妨げになる室外機についた霜を自動で溶かして取り除く「霜取り運転」機能のためです。

エアコン内部で流れが切り替わっている音なので、故障ではないので安心してください。

霜取り運転中は、暖かい空気を部屋ではなく、室外機を暖めることに使うため、一時的に暖房が使えなくなりますが、しばらくすると運転が再開します。

エアコン購入時に機能をチェック

室外機が霜取り運転中でも、暖房が止まらずに室内を暖めることのできる機能の付いたエアコンもあります。寒さに弱いお年寄り、赤ちゃんがいらっしゃるご家庭は、エアコン購入時にそのような機能をチェックしてはいかがでしょうか。

少しの雪ならば子供たちも喜びますし、町にも風情が出て楽しめます。しかし、交通がマヒしたり転倒者が出たりするなど、雪に慣れていない地域では大変なことになってしまいます。

筆者の苦い雪の日の経験がお役に立てばと思います。

(image by PIXTA 1 2)
(image by 筆者)
(image by nanapi編集部)

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