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センター試験でも重要!古文・副助詞のポイント

ここでは、センター試験で重要な副助詞について、書いています。

副助詞の種類

副助詞には以下の8つがあります。

  • 「だに」
  • 「すら」
  • 「さへ」
  • 「のみ」
  • 「ばかり」
  • 「まで」
  • 「など」
  • 「し」

副助詞はどんな語にも接続します。意味等、それぞれについて、見ていきましょう。

だに

1:類推「~さえ」

程度の軽い事柄を示して、重い事柄を想像させます。構文的に示すと、

  • 例文:(A)だに(B)まして(C)。
  • 訳:AでさえBだ。ましてCはなおさら(B)だ。

なお、「まして~」の部分は省略されることが多いです。

もう1つ、例文を挙げておきましょう。

  • 例文:蛍ばかりの光だになし(竹取物語から)
  • 蛍ほどの光さえもない。(まして話に聞く不思議な光はなおさらだ。)

2:最小限の願望「せめて~だけでも」

意志・希望・願望を表すものを伴う場合は、こちらの意味。

  • 例文:散りぬとも香をだに残せ。
  • 訳:散ってしまっても、せめて香だけでも残してくれ。

すら

類推で「~さえ」という意味です。構文的には、「だに」と同じように使われます。

  • 例文:聖すら、前の世を夢に見るはいと難し。
  • 訳:高僧でさえ、前世のことを夢見るのはとても難しい。

さへ

添加で、「~までも」という意味です。

  • 例文:雨降り、雷さへ鳴りぬ。
  • 訳:雨は降り、雷までも鳴った。
「~さえ」とは絶対に訳してはいけません。

ばかり

1:程度「~ぐあい、~ほど」

  • 例文:蛍ばかりの光だになし。
  • 訳:蛍ほどの光さえない。

2:限定「~だけ」

  • 例文:月影ばかりぞ、八重葎にも障らず射し入りたる。
  • 訳:月の光だけが幾重にも生い茂った葎にも妨げられないで、射し入っている。
まず、程度の方で訳して、おかしければ、限定で訳しましょう。

強意の意味で、この語は訳しません。

  • 例文:生きとし生けるもの

のみ

1:限定「~だけ」

  • 例文:乳児どものみぞさしもなき。
  • 訳:赤ん坊が泣くのだけはそうでもない。

2:強意「~ばかり」

  • 例文:御心をのみ惑はして。
  • 訳:お心を乱してばかりで

など

1:例示「~など」

  • 例文:火などを急ぎ起こして。
  • 訳:火などを準備して起こして。

2:引用「~などと」

  • 例文:「様もよき人におはす」など言ひゐたり。
  • 訳:「人柄もよい人でいらっしゃる」などと言って座っている。

まで

1:限度「~まで」

  • 例文:明くるより暮るるまで。
  • 訳:日が明けてから暮れるまで。

2:程度「~ほど」

  • 例文:梅の木などにはかしがましきまでぞ鳴く。
  • 訳:梅の木などにはやかましいほど鳴いている。

注意点

意味の把握で注意なのは、「だに」と「さへ」です。

「だに」はあくまで何かと何かの比較であり、「さへ」は何か+何かであることを押さえましょう。

また、「し」については識別について触れておきます。

訳さなくても、文意が通る、または、「しぞ」「しも」の形で使われている場合、「し」は副助詞です。

おわりに

重要なものから先に挙げたので、前のものほど、優先して覚えて下さい。

(image by 足成)

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