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高校「国語」古文で習う丁寧語の学び方

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ここでは、高校で習う古典の丁寧の表現について解説しています。

敬意の方向

丁寧語は、地の文では文章の書き手から読み手への敬意、会話文では話し手から聞き手への敬意を表します。

  • 例:いとめでたく候ふ

「候ふ」が丁寧語で地の文にあるので、作者から読者に敬意が払われています。

  • 例:女は男に「悲しうこそ侍れ」と言ふ

「侍れ」が丁寧語で会話文中にあるので、女(話し手)から男(聞き手)に敬意が払われています。

丁寧語の種類

「侍り」「候ふ」の2つしか存在しません。

共に「あります、ございます」もしくは、動詞、形容詞、形容動詞の後に付いて(補助動詞として)「~ます」を意味します。

  • 例:いと、はばかり多く侍れど、このよし申し給へ

訳:たいそう、おそれ多くございますが、この旨を申し上げて下さい。

  • 例:錦を着て帰れといふことの候ふ

訳:錦を着て帰れ(=成功して出世して帰れ)ということがございます。

注意点

「侍り」「候ふ」は謙譲語で「お仕えする、控える」の意味もあります。ただ、補助動詞の場合は丁寧語しかありません。それ以外の場合、文脈判断になります。

  • 例:後ろざまに「誰々か帝に侍る」と問うこそをかしけれ

訳:後ろ向きに「誰々は天皇にお仕えしているのか」と問うのはおもしろい。

  • 例:「いかなる所にかこの木はさぶらひけむ」

訳:「どんな所にこの木はございましたでしょうか」

ただ、敬語は「謙譲語」→「尊敬語」→「丁寧語」の順で並んでいるので、そこから見分けてもいいでしょう。

  • 例:候ひ給ふ

この場合、先ほどの語順を考えると、「候ひ」は尊敬語の「給ふ」の前にあるので、謙譲語とわかります。

おわりに

丁寧語はセンターでは、謙譲語との識別が大事です。きちんと見分けられるようにしましょう。

(image by 足成)

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