\ フォローしてね /

浴衣の着崩れしない方法!着くずれが防止できる着つけ方

このライフレシピのもくじたたむ

浴衣って着慣れないと着崩れが心配ですよね。デートやお祭りの途中でどんどん着崩れてしまうと、見られる方も見る方も恥ずかしいものです。せっかく浴衣を着るのですから、最後までキレイに着こなしていたいはず。

この記事では、着物ベルト等の小物を使った、初心者でもできる浴衣の着崩れない方法を紹介します。着くずれ防止法を使って、周りと差をつけましょう!

用意するもの

  • 姿見
  • 浴衣
  • キャミソール、ショーツ(普通の洋装のものでいい)
  • 浴衣スリップ(できれば)
  • 胸の大きい人は和装ブラジャーまたはスポーツブラ
  • フェイスタオル
  • さらし(なければタオルでも代用できます)
  • 着物ベルト
  • 着つけひも
  • 伊達締め
  • 帯板

ひもや小物類はできれば腰の高さ以上のところに掛けたりして、手にとりやすいように並べておきます。着つけ中にかがんだりしないで済み、着崩れしにくく着つけることができます。

さらしは和装屋や手芸用品店、ネットなどで1000円前後で購入できます。自由な長さで切ることができ、タオルよりもずっと便利なので、できれば購入しましょう。

浴衣用の着付け小物一式を数千円で売っているところも多いので、初めての方はそういったものを購入するのも良いでしょう。

浴衣の着つけ方

STEP1:下着をつける

肌に直接、キャミソールとショーツをつけます。胸の大きい人はキャミソールの下に和装ブラジャーかスポーツブラをつけます。

STEP2:補正をする

浴衣をきれいに着られる平たい胸・ずん胴体型にするために補正をします。

胸の補正は、適当な長さに切ったさらしかフェイスタオルを細長く折ったものをV字に折って胸元に置きます。これで胸元が平らになり、浴衣を着たときに衿が安定しやすく、着姿も美しくなります。(STEP1 で和装ブラジャーをつけた人は省略できます。)

筆者の場合はこの胸元のさらしを、キャミソールの下に挟み込んでいます。これで着つけている最中にずれ落ちてくることがなくなります。

胴の補正は、おしりの上の後ろの特にくぼんで見えるところにフェイスタオルを4つに折ったものを置き、その上を骨盤の上辺あたりの高さから胸下あたりまでくるくると巻いていきます。

ウエストの細いところは重点的に巻いて、きれいなずん胴を目指します。巻き終わりは先を下のさらしに挟み込んでおきます。これで浴衣がきれいに着やすくなり、着崩れしにくく、帯も安定して着姿が美しくなります。

補正はあとでひも類を締めたときのクッションにも、上に着るものの汗取りにもなります。苦しくなく楽に浴衣を着られますし、浴衣や小物類のお手入れも楽になります。

STEP3:浴衣スリップを着る

補正をした上に浴衣スリップを着ます。少し裾つぼまりになるようにひもを結びましょう。

浴衣スリップは綿などでできた浴衣用の下着です。和装店やネットで1000〜2000円程度で購入できます。面倒ですが、透けを防いだり着姿が美しくなるだけでなく、汗取りになって大事な浴衣を長持ちさせることにもなりますので、ぜひ購入して着てみましょう。

STEP4:背中心を決める

浴衣を羽織ります。羽織ったら両方の袖をつまんで両腕を大きく広げ「やっこさんのポーズ」をします。これで背中心(浴衣の後ろの真ん中)が身体の中心に合います。

STEP5:裾を決める

自然に腕をおろした位置で片手で両方の衿をつまみ、もう片方の手で背中心をつまみます。くるぶしが見えるぐらいの高さに裾を合わせたら、その高さを動かさないように右の身頃(右腕側)、左の身頃(左腕側)の順に身体に巻いていきます。

裾先は4〜5cm上げ、少し裾つぼまりの形になるように決めましょう。巻けたら浴衣を動かさないようにして着つけひもをとり、ウエストぐらいの高さで、「前→うしろで交差→前で蝶結び」という形でひもを結びます。これで裾が決まりました。

浴衣の丈が長めの場合はハイウエストぎみに、短めの場合は腰骨ぐらいの位置で締めるとおはしょりの長さがちょうどよくなります。

STEP6:おはしょりを作る

両方の身八つ口(浴衣の脇の開いているところ)から両手を入れ、中で手を刀のようにして下に向かってトントンします。これでおはしょりができました。

STEP7:襟元を決める・襟を抜く

まず片手で襟元、もう片方の手で背中心をつまみます。次に、襟元は片手でのどのくぼみが見えないくらいに合わせて固定し、そのままもう片方の手でつまんでいる背中心をぐっと引き下ろして後ろの襟を抜きます。こぶし1つ分くらい抜くとよいでしょう。(これを、「衣紋を抜く」ともいいます)

襟を抜かなすぎると子どもっぽく、襟を抜きすぎると下品に・老けて見えます。適度な抜き加減を覚えましょう。また、襟元が大きく開くと暑苦しく老けて見えやすいです。襟元はきっちり合わせたほうが涼しげに見えるので覚えておきましょう。

STEP8:襟を固定する

この記事の要です。STEP7で決めた襟を、着物ベルトを使って固定します。浴衣を動かさないようにしながら、着物ベルトの片方のクリップを左の身八つ口から入れ、左身頃の中にある右の身頃の襟先をパチンと止めます。背中を通り、反対側のクリップを左の身頃の襟先でパチンと止めます。

左右のクリップの高さが同じになるようにしましょう。これで襟がしっかり固定され、着ている間に開いてきたりということがなくなります。

着物ベルトは調節可能なゴムひもの先にクリップのついた、襟を固定するための着つけ用品で、和装屋やネットで1000円前後で購入できます。着つけ初心者が着崩れないように浴衣や着物を着るには必須のグッズなので、ぜひ手に入れましょう。コーリンベルトという名前のものが最も有名です。
着物ベルトは短くしすぎると、抜いた襟が詰まってきやすくなります。何度か試して、ちょうどいい長さを見つけましょう。

STEP9:着つけを仕上げる

伊達締めを締めて着つけの仕上げをします。結ぶタイプのもの、マジックベルトのものなどいろいろあるので、好みのものを選びましょう。

伊達締めを締めたら、おはしょりにできたシワなどをていねいにとります。横のシワはまず前からうしろに流し、次にうしろから前に流して、余った文は身体の横でタックをとるような感じにします。最後に縦の緩みはおはしょりを前後とも下に引っ張ってぴっちりとさせます。

どうしても手元にない場合は伊達締めを省略しても大丈夫ですが、やはり使ったほうが着崩れしにくく、帯も安定するので使うことをおすすめします。

STEP10:帯を締める

帯を締めます。文庫結びや貝の口など、好みのものを選びましょう。手軽な作り帯もあるので、苦手な人は作り帯を使うと良いでしょう。お腹側で帯を締めたら、着つけが緩まないように左から右に帯を回して背中に回します。

最後に帯板を伊達締めと帯の間に入れて完成です。

おわりに

浴衣の着崩れはなるべく補正をすることと、着物ベルトを使うことでしっかり防げます。皆さんも補正と着物ベルトで、美しく快適に浴衣を着こなしましょう。

(image by 足成)
(image by 筆者)

このライフレシピを書いた人

編集部にリクエスト!

「こんなライフレシピがほしい」や「ここがわかりにくかった」などをお送りください。