このレシピでは、凧の上手な揚げ方を説明します。
筆者は写真のビニール製の凧(カイト)を使用しています。紙製の和凧に比べ、丈夫で扱いやすいので選びました。
凧揚げする前に…
場所について
車が通らず、電線がない広場でやりましょう。縄跳びやサッカー、キャッチボール、自転車の練習などをしている人がいる場合、お互いに邪魔にならないスペースが確保できる場所がよいです。
筆者は河川敷の広場で凧揚げをしています。河川敷は堤防の外側より風が強いので、その点でも凧揚げに適しています。河川敷が近くにない場合は、広い公園などで周りの迷惑にならない場所を探しましょう。
天気について
気候は晴れていてやや風のある日がおススメです。曇っていてもOKですが、雲が多すぎると上がった凧がよく見えません。また、雨上がりなどで地面が湿っている場合は足元が滑りやすく危険なのでやめたほうがいいです。
人数について
大人は1人でも揚げることができますが、子どもと一緒に揚げる場合は2人で揚げるのがおススメです。
凧揚げの手順
STEP1:ひとりが凧を支え、もうひとりが糸の先を持つ
ひとりが両手で凧を水平に支え、もうひとりが先端の糸巻きを持ちます。ふたりの間隔は5m位が目安です。
STEP2:ふたりで走り、凧を支えた手を離す
STEP1の体勢のままふたりで走り、凧が風に乗ったと思えるタイミングで支えていた人は手を離します。この段階で凧が地面に付いてしまったときはSTEP1からやり直します。
STEP3:糸の長さを伸ばしながら走り続ける
手に持った糸巻きから糸を伸ばしながら、凧が安定して風に乗る高さになるまで走り続けます。
STEP4:糸を引いて安定させる
凧が上空で安定したら、走るのをやめ、手元の糸を時おり引いて凧を安定させます。上空に安定してからも、手元で糸を引きながら凧が常に安定するように調節するのがコツです。
おわりに
ゲーム世代の子どもでも凧揚げが大好きです。ぜひ親子で楽しんでください。
(image by 筆者)