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「水溶液の性質:溶解」分野の学び方

物質が水に「溶ける」というのは、見た目だけではなくさまざまな条件があります。ここでは、「水溶液の性質:溶解」について学びます。

溶解という現象

物質が水に溶けると、液は透明になり、物質は見えなくなります。しかし、物質は目に見えない小さな粒になって水に混ざっています。この、物質が水に溶けることを溶解といいます。

溶解した時の見た目

物質が水に溶けると、小さな粒になって見えなくなるので、液体は透明になります。液体が濁っているのは、物質が目に見えるくらいの大きい粒のままであることを表し、溶けているとはいえません。

水溶液

  • 溶けている物質そのものを溶質といいます。砂糖水の砂糖がそうです。
  • 溶質を溶かす液体を溶媒といいます。砂糖水の水がそうです。
  • 溶質が溶媒に溶けた液全体を溶液といい、砂糖水全体を指します。
溶媒が水の場合を特に、水溶液といいます。

溶液の性質

溶質が溶媒に溶けた溶液では、以下のような性質があります。例として、物質が水に溶けた場合で表します。

  • 液は透明になる。(透き通れば色が付いていてもOK)
  • どの部分も濃さは同じになる。
  • 液の下のほうが濃くなることはない。
  • 小さな粒になって水に混ざる。
  • ろ過で分けることができない。

濁った液体とろ過

濁った液体

物質はそれぞれ溶ける最大量が決まっています。これを溶液の飽和濃度といい、この割合を超えた物質が水にとけると、液体は濁ってきます。濁った状態では、完全に溶けているとはいえません。

ろ過

ろ過とは、ろ紙などを使って、液体と固体を分ける方法です。ろ紙には小さな穴があいています。この穴より小さい物質は穴を通りぬけることができます。つまり、目に見えるような固体を取り除くことができます。

例えば、砂糖は水にとけますが、デンプンは溶けずに白くにごります。その様子を図で表すと上のようになります。デンプンはろ紙にあいた小さな穴を通り抜けることができないため、液体だけがろ過されます。

おわりに

「水溶液の性質:溶解」でのキーワードは、溶質、溶媒、溶液(水溶液)、ろ過、です。言葉が似ていて難しいですが、それぞれをしっかり理解してくださいね。

(image by amanaimages)
(image by 著者)

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