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    高校古文・古語(形容詞)をマスターする!重要語20選

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    ここでは、高校で習う古語(形容詞)で重要なものを挙げています。

    形容詞20選

    こころぐるし・・・つらい

    例:いと心苦しくもの思ふなるは、まことか
    訳:たいそうつらく物思いをしているそうだが、それは本当か。

    こころづきなし・・・気に食わない

    例:かかるわざをして、さいなまるるこそいと心づきなけれ
    訳:このようなことをして叱られるのは本当に気に食わないことだ。

    こころにくし・・・奥ゆかしい

    例:後の世のこと心に忘れず、仏の道うとからぬ、心にくし
    訳:来世のことをいつも心にかけて、仏道修行におろそかでない、奥ゆかしい。

    こころもとなし・・・気がかりだ、待ち遠しい

    例:うち解けてしもおはせぬを、心もとなきことに思ふべかめり
    訳:慣れ親しんでおいでにならないことを、気がかりなことと思っているようだ。

    すごし・・・物寂しい

    例:あたりさへすごきに、
    訳:あたりの様子まで物寂しい上に、

    すさまじ・・・殺風景だ

    例:影すさまじき暁月夜に、
    訳:光が殺風景な明け方の月景色に、

    やさし・・・恥ずかしい

    例:人聞きやさし
    訳:人に聞かれて恥ずかしい。

    はづかし・・・立派だ

    例:はづかしき人の、
    訳:立派な人が、

    はかばかし・・・はっきりしている

    例:空のけしき、はかばかしくも見えず
    訳:空の様子ははっきりとも見えない。

    かたじけなし・・・恐れ多い

    例:思し乱れたるさまも、いとことわりに、かたじけなし
    訳:思い乱れていらっしゃる様子も、まことにもっとも恐れ多い。

    かなし・・・かわいい、悲しい

    例:我がかなしと思ふ娘
    訳:私がかわいいと思う娘

    すきずきし・・・好色めいている

    例:我は、すきずきしき心など、なき人ぞ
    訳:私は、好色めいた心などはない人間であるぞ。

    かごとがまし・・・恨みがましい

    例:虫の音がかごとがましく
    訳:虫の声が恨みがましく、

    かたはらいたし・・・見苦しい、聞き苦しい、きまりが悪い

    例:かたはらいたく、心の鬼、出できて、言ひにくくなり侍りなむ
    訳:きまりが悪く、気がとがめて、きっと言いにくくなるでしょう。

    ことごとし・・・大げさだ

    例:ことごとしきわざはえ物せず
    訳:大げさなことはすることもできず、

    さうざうし・・・物足りない

    例:色好まざらむ男はいとさうざうしく
    訳:恋の情趣を解さないような男はたいそう物足りなく、

    さうなし・・・たぐいない、たやすい

    例:園の別当入道は、さうなき庖丁者なり
    訳:園の別当入道は、たぐいない料理の名人である。

    例:仰せなればとて、あの大納言さうなう失ふべからず
    訳:ご命令だからといって、あの大納言をたやすく斬ってはならない。

    さかし・・・賢い

    例:さかしき世にしもなむよからぬ事どももはべりける
    訳:賢い御世にもよくない事件の数々もございました。

    しどけなし・・・だらしない

    例:しどけなき姿にて、
    訳:だらしない格好で、

    たいだいし・・・もってのほかだ、とんでもない

    例:いとたいだいしく経教へなどすなるは、
    訳:実にとんでもないことに経を教えたりするというのは、

    形容詞のコツ

    形容詞は、似ている口語とは、全く意味が異なることが多いので、例文を通じて、どんな場面で使われているか、を把握しましょう。ポジティブか、ネガティブか、だけでもわかれば、文章を読み通すことも可能となるでしょう。

    おわりに

    「こころ~」の形の形容詞は、混同しやすいので、しっかり覚えておくべきです。

    (image by 足成)

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