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まずは形を覚えよう!漢文の再読文字の勉強方法

ここでは、センター試験で最低限必要な再読文字の知識を紹介しています。

再読文字とは

漢文を読むときに、必ず二度読まなければならない文字を再読文字と言います。再読文字は、まずㇾ点などに関係なく、その文字を読み、ㇾ点などに従ってもう一度、その文字を読みます。

再読文字の種類と意味(カナは送り仮名)

未・・・いまダ~ず (まだ~しない)

  • 未ダ知ラ・・・未だ知らず(まだ知らない)
  • 訳順:未→知→ず(未)

将(且)・・・まさニ~(ント)す (いまにも~しようとする)

  • 且ニ飲マント之ヲ・・・且に之を飲まんとす(いまにも飲もうとする)
  • 訳順:且→之→飲→す(且)
且は、且ツという読みもありますが、その場合は直後に返り点が付きません。

当・・・まさニ~べシ (当然~すべきだ)

  • 当ニ(二)勉励ス(一)・・・当に勉励すべし(当然勉強に励むべきだ)
  • 訳順:当→勉励→べし(当)

応・・・まさニ~べシ (きっと~だろう)

  • 応ニ有ル意・・・応に意有るべし(きっと考えがあるだろう)
  • 訳順:応→意有→べし(応)

須・・・すべかラク~べシ (~しなければならない)

  • 須ラク慎ム始ヲ・・・須らく始を慎むべし(慎重に始めなければならない)
  • 訳順:須→始→べし(慎)

宜・・・よろシク~べシ (~するのがよい)

  • 宜シク学ブ・・・宜しく学ぶべし (学ぶのがよい)
  • 訳順:宜→学→べし(宜)
宜は、宜ナリ(むべなり)という読みもあります。詠嘆(もっともだ)を表します。

猶・・・なホ~ごとシ (ちょうど~と同じだ)

  • 過ギタルハ猶ホ不ルガ及バ・・・過ぎたるは猶ほ及ばざるがごとし (行き過ぎるのは、ちょうど行き届かないのと同じだ)
  • 訳順:過→猶→及不→ごとし(猶)

盍・・・なんゾ~ざル (どうして~しないのか)

  • 盍ゾ学バ・・・盍ぞ学ばざる (どうして学ばないのか)
  • 訳順:盍→学→ざる(盍)
盍は、何ゾ不ルと同じ意味であるので、使われることがあまりありません。また、蓋シ(けだし・・・思うに)と形が似ているので、注意してください。

再読文字の勉強法

まず、再読文字をきちんと覚えて下さい。そして、センターなどの問題としての漢文で、再読文字を含む白文を書き下す問題を解きましょう。

注意点

センター試験以外の、センター型の模試の問題集などを解く際は、注意してください。再読文字であっても、一度しか読まないような問題のように、マイナーなものが出ていることがあります。

おわりに

再読文字は、形さえ覚えてしまえば、意味は自然と入ってくると思います。

(image by 足成)

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