\ フォローしてね /

メダカを飼おう! その前に準備と迎え方

ビオトープや睡蓮鉢など屋外で飼っても手軽に楽しめるメダカですが、屋内の水槽で飼いたいと思ったときに、お店に行く前にこれだけはしておきたい準備と、揃えておくと便利な飼育用品、いざメダカを迎えるにあたっての注意点などをご紹介します。

しておくとよい準備

水をつくろう

大きなバケツに水をくみ、庭やベランダなどに置いて2~3日放置しておきましょう。

これは水道水に含まれるカルキを抜くためと、最初はメダカが急激な水質の変化に耐えられない場合があるので、できるだけ自然に近い水から慣らすようにします。

水槽を置く場所を考えよう

水槽の大きさにもよりますが、水と砂利を入れた水槽はかなりの重さになります。また、窓側に置くと夏場の水温が上がり過ぎたり、藻が発生する原因になるため良くありません。

さらにエアーポンプやろ過器など、コンセントが使えるところが必要になります。かといってテレビの横などあまり音のするところもメダカは落ち着きません。

以上のことから

  • 水槽の重さに耐えられる台があるか?
  • 水槽に直射日光は当っていないか?
  • 電源が水槽の近くにあるか?
  • テレビやステレオなど大きな音の出るものは近くにないか?

は考えておきましょう。

メダカの種類を知っておこう

じつはメダカは今、いろいろな種類や色・形をしたものが売られています。昔からよくいるヒメダカやクロメダカの他、白メダカ、青メダカ、楊貴妃、ダルマメダカなど遺伝子や奇形を利用した新しい品種が熱帯魚店では人気です。

この中には繁殖に向かないものもあるので、きれいな色のメダカを複数匹泳がせてみたいのか、繁殖に挑戦してみたいのか、目的によって好きなメダカが選べるようになっておきましょう。

用意するもの

メダカを迎える前に飼育用品を揃えましょう。ホームセンターなどにある標準的な金魚セットでもかまいません。セットの中には以下のようなものが入っているはずです。

水槽

30、45、60cmのものが主流です。置き場所によって選びましょう。

砂利

水草を植えたり、生物ろ過といってバクテリアを砂利の底に繁殖させて水をきれいにするために必要になります。

エアーポンプ

水中に空気を送り込む機械です。コンセントに挿して使います。最近は音の小さいものが増えてきたのでどれを選んでも大丈夫だと思います。

チューブ

エアーポンプとろ過器をつなぐ役割をします。ろ過器につながない場合はエアストーンにつないで水中の通気を良くします。

ろ過器

水中投げ込み式の小さくて安いろ過器で十分です。これだけだと動かないのでエアーポンプとチューブでつなぎ、水中からポコポコ泡が出てきたら下のフィルターやスポンジでろ過をするというタイプのものです。

高価なモーター式のろ過器だとメダカを吸いこんでしまったり、水の流れが早くてメダカが疲労してしまうのであえて避けるようにしましょう。

カルキ抜き

バケツに水を汲み置きするのが大変な場合は、安価で便利なので1本買っておきましょう。水替えの直前に指定された量を水に混ぜるだけで使えます。

水槽のフタ

水槽のサイズに合ったものを使うようにしましょう。水槽の上に蛍光灯を乗せる場合は必ず必要です。

蛍光灯

水草のために光源が必要になります。いわゆる金魚藻(ガボンバ)はかなりの光量がないと室内では枯れてしまいますので、ミクロソリウムやウイローモスなど、「光量をそれほど必要としない水草を選ぶ」のがおススメです。

メダカのエサ

「メダカ用のエサ」であれば基本的に問題はありません。乾燥ミジンコなども良く食べます。メダカは下に落ちたエサが食べられないので、必ず「浮上性」のものを選んでやってください。

あると便利なもの

ピンセット

死んでしまったメダカを取りだすときや、水草を植えるときに使います。

スポイト

食べ残しの餌を吸いとったり、底に沈んだフンやゴミを掃除します。

すくい網(小)

病気のメダカを水槽から出したり、枯れた水草の掃除などに使います。

水温計

メダカは比較的高温でも元気ですが、寒いのは苦手です。また、夏の室内は思いの外高温になっているのでさすがのメダカでも辛いときもあります。メダカの動きが悪いなと思ったときに水温をチェックできるので便利です。

バクテリア

初めて水槽をセットしたままではバクテリアの繁殖まで時間がかかるので、市販の濃縮バクテリアを水に投入しておくと生物ろ過に有効です。

お迎えのコツ

STEP1:あらかじめ水槽をセットしよう!

水槽やろ過器、砂利、水草をセットし、ベランダにある汲み置きのバケツに入れた水を入れてエアーポンプを動かしておきましょう。

飼育用品がちゃんと動くかのチェックとともに、水槽内の水が循環するように準備しておきます。

STEP2:メダカがやってきた!

いよいよメダカをお迎えしたら、すぐ水槽に放さないでください。

買ってきたときのビニール袋ごと水槽の上に浮かべて30分くらい放置しておいてください。これは水温を合せるためです。

次に「水合わせ」といって、ビニール袋の水を少し外に捨てながら水槽の水を入れてだんだんと水槽の水にメダカが慣れてから自然と水槽の中に泳ぎだすのを待ちます。

STEP3:エサは買ってきた翌日から!

環境が変ったメダカはストレスのためまだエサを食べたくありません。

すぐにエサを食べるところが見たいと思いますが、メダカのために1日待ってやってください。メダカは意外と胃腸がデリケートなのです。

STEP4:初めてのエサやり!

いよいよメダカにエサを与えるときには適量に注意しましょう。

メダカ10匹あたり親指と人差し指で軽く一つまみを朝1回がエサの適量です。

あまり餌をやり過ぎると水質悪化やメダカの死を招きます。

おわりに

こうして出来上がったメダカ水槽の中は小さなひとつの地球と言ってもいいかもしれません。

蛍光灯が太陽→水草が光合成で酸素を出す→メダカが水に溶けた酸素を吸う→メダカがエサを食べる→フンをする→バクテリアがそれを浄化する→水がきれいになる→ろ過器からきれいな水が出る→メダカが元気で暮らせる

元気なメダカたちやいきいきした水草はわたしたちを癒してくれます。

(image by 著者)

このライフレシピを書いた人

編集部にリクエスト!

「こんなライフレシピがほしい」や「ここがわかりにくかった」などをお送りください。