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聴き比べて違いが分かる!知っておきたい、クラシック音楽の偉大な指揮者・演奏家たち

普段聞くようなポップスやロックといったジャンルと違って、演奏家や指揮者の違いによって、同じ曲であっても何通りも楽しめるクラシック。せっかくなら、指揮者や演奏者の超有名どころくらいはおさえておきたいですよね?

そこで今回は、知っておきたいクラシック音楽のアーティストをジャンル別にご紹介します。

「超」有名な指揮者3人

クラシック初心者にとっては、いまいち何をしているのかよく分かりにくい「指揮者」という存在。YouTubeには彼らの動画が色々とアップされています。記事の内容を理解するためにも、検索の上記事と合わせて是非ご覧ください。

ヘルベルト・フォン・カラヤン

  • 国:オーストリア
  • 年代:1908年~1989年
  • 得意なレパートリー:チャイコフスキー、ブラームスなど

「史上最も有名な指揮者」と称されることの多い指揮者です。1995年からベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務め、同時期にウィーン国立歌劇団の芸術監督も兼任したことから、「楽壇の帝王」とも呼ばれました。

スピーディーかつ爽快感のある「カッコいい」音楽が特徴で、初心者にも人気の高い指揮者ですが、その分、クラシック愛好家からは評価が分かれる存在にもなっています。

ちなみに、カラヤンはベートーヴェンは苦手だそうです。

レナード・バーンスタイン

  • 国:アメリカ
  • 年代:1918年~1990年
  • 得意なレパートリー:マーラー、ベートーヴェンなど

カラヤンと同時期に活躍した指揮者です。ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団の音楽監督をアメリカ生まれのアメリカ人としては史上初めて務め、同フィルを黄金時代に導きました。

感情表現が非常に豊かな音楽を創り上げることで有名で、情熱的な部分は豪快に、情緒的な部分は悲哀に満ちて演奏できる稀有な存在です。盛り上がりどころでは指揮台上でジャンプすることもあったなど、その情熱的な指揮スタイルから、録音盤ではなくライブ人気の高い指揮者でもあります。

ヴィルヘルム・フルトベングラー

  • 国:ドイツ
  • 年代:1886年~1954年
  • 得意なレパートリー:ベートーヴェン、ブラームス、ワーグナーなど

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者を務めた、20世紀最大の指揮者の一人です。

音符だけを追う指揮者とは異なり、曲に込められた作曲者の考えや思いを捉え、それを演奏で表現しようとしました。そのため、曲を自ら再編集して演奏することも多かったそうです。

少し哲学的な要素が強いので、初心者にはとっつきにくいかもしれません。

「超」有名なピアニスト3人

クラシック音楽といえば、壮大なオーケストラではなく、ピアノの曲というイメージの方もいるのではないでしょうか?

エミール・ギレリス

  • 国:ロシア(ソ連)
  • 年代:1916年~1985年
  • 得意なレパートリー:ベートーヴェン、バッハ、ドビュッシーなど

打鍵の強さやテクニックの完璧さから「鋼鉄のタッチピアニスト」と称された、20世紀を代表するピアニストです。

甘さを控えた力強く厚みのあるスタイルが特徴で、特にベートーヴェンの解釈と演奏においては抜きん出ており、「ミスター・ベートーヴェン」と呼ばれるほどでした。

しかし、晩年になるとその骨太さは薄まり、非常に淡白で簡潔な演奏へと変化しました。

ウラディミール・ホロヴィッツ

  • 国:アメリカ(ウクライナ生まれ)
  • 年代:1903年~1989年
  • 得意なレパートリー:ショパン、シューマン、ラフマニノフなど

人間業とは思えない極上のテクニックと卓越した表現力を兼ね備えたピアニストです。新しい曲に取り組む際は、交響曲からオペラ作品まで、その作曲家のすべての楽譜に目を通したと言われています。

現在では、その超絶技巧は珍しいものではないかもしれませんが、彼の音楽に触れた演奏家や評論家が「ホロヴィッツの音は独特だった」と口をそろえて称するほど独創的なピアニストでもありました。

6歳にして既に「完成したピアニスト」と言わしめた早熟の天才でしたが、逆に晩年時は「ひび割れた骨董品」と呼ばれてしまうほど衰えてしまったため、聴くなら70年代前後の作品がオススメです。

ウラディーミル・アシュケナージ

  • 国:アイスランド(ロシア生まれ)
  • 年代:1937年~
  • 得意なレパートリー:ショパン、ラフマニノフなど

現役のピアニストの中では屈指の人気と知名度を誇るピアニストです。身長168cmと小柄で、指の長さがモノを言うピアニストとしてはハンディを背負っている体型ながら、難しい演奏も楽々とこなしてしまう卓越したテクニックの持ち主でもあります。

また、レパートリーの幅は凄まじく、「音楽の父」と呼ばれるバッハから20世紀に活躍した現代音楽家のショスタコーヴィチまで、ほとんどの作曲家を網羅しています。

ピアニストとしてだけでなく指揮者としても有名で、日本のNHK交響楽団で3年間音楽監督を務めたこともあります。

「超」有名なヴァイオリニスト3人

ソロで聴かせたり、コンマスとしてオーケストラをまとめたりと、何かと役割が多く、オーケストラの主柱とも言えるヴァイオリニスト。

彼らの奏でる音があるからこそ曲に力が生まれます。

ヤッシャ・ハイフェッツ

  • 国:アメリカ(ロシア帝国生まれ)
  • 年代:1902年~1987年

「ヴァイオリニスト」の王と称される、20世紀を代表するヴァイオリニストです。超絶的な技巧と巧みな表現力も兼ね備えていて、ヴァイオリニストからは神様と崇めたてられる存在なのだとか。渋い音色と晩年でも衰えなかった速いテンポが特徴です。

腕や指の長さ、指の感覚など、体のあらゆる面がヴァイオリンを弾くのに適していたという話もあるそうです。

イツァーク・パールマン

  • 国:イスラエル
  • 年代:1945年~

現役の中では最高のテクニシャンと称されるヴァイオリニストです。グラミー賞やエミー賞など、数多くのレコード賞を受賞しました。超絶技巧を駆使して完璧な音程を保ちつつ、美しい音と暖かくて繊細な演奏を行うのが特徴です。

小さなころに小児麻痺にかかったため、演奏は椅子に座って行います。

ギドン・クレーメル

  • 国:ラトビア
  • 年代:1947年~

美しい旋律を奏でられるヴァイオリンという楽器を扱いながら、クールで冷たい音色を奏でるヴァイオリニストです。

また、テンポも早くそっけない進行のため、初心者には少しとっつきにくいかもしれませんが、ヴァイオリンの持つ哀しげな音色を引き出せる稀有な存在であることに違いありません。

クレーメルの演奏に感激できれば、ある程度耳の肥えたクラシックファンを自称していいかもしれないです。

音楽を発見してみよう

いかがでしたか?同じ曲でありながらも、その音楽を紡ぐ音楽家が異なれば、演奏も異なることがわかったのではないでしょうか?

もし気に入った音楽家を発見したらぜひ聴きこんでみましょうね!

(image by PIXTA)

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