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高校古文「自立語:接続詞」分野の学び方

ここでは、高校で習う古文の接続詞について解説しています。

接続詞について

接続詞は語と語、文節と文節、文と文、文章と文章をつなぐのが、接続詞です。

接続詞の種類

対等接続

対等な関係で接続します。よく文中にきます。

  • 添加・並列の意味のもの:および、かつ、また、ならびに、しかも
ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず

訳:流れゆく川の流れは絶えることがなくて、それでいてもとの水ではない。

  • 選択の意味のもの:ある(い)は、はた、または
ゆかた・雨具・墨筆の類あるは避りがたき餞など

訳:ゆかた・雨具・墨や筆の類、あるいは辞退しにくい餞別など

条件接続

前の条件を受けて後ろに接続します。文頭に多いです。

  • 順接の意味のもの:かくて、かかれば、さらば、されば、ゆゑに
和歌ひとつづつ仕うまつれ。さらば許さむ。

訳:和歌を一首ずつ詠み申し上げなさい。そうしたら、許してあげよう。

  • 逆接の意味のもの:されども、さるは、しかるに、しかるを
川中へ落ち入りぬ。されどもちつとも水におぼれず、

訳:川の中へ落ち込んでしまった。けれども少しも水におぼれることもなく、

その他の接続

以下に示すものは文頭に多いです。

  • 補足の意味のもの:ただし、すなはち、たとえば
仰せのことはいとも尊し。ただし、この玉たはやすくえ取らじを。

訳:お言いつけのことはたいへん恐れ多い。とはいえ、この玉は容易には取れないだろうに。

  • 転換の意味のもの:さて、そもそも、それ、さるほどに
さて、池めいてくぼまり、水つける所あり。

訳:ところで、池のようにくぼみ、水のたまっている所がある。

接続詞の見分け方

接続詞、特に添加・並列の接続詞は、副詞と間違えやすいです。しかし、位置を他へ移動できるのが副詞、できないのが接続詞というように見分けることができます。

今日また山を越ゆ→また今日山を越ゆ

この「また」は副詞ですが、

山また山を越ゆ

この「また」は移動できないので、接続詞です。

おわりに

接続詞は副詞との区別を除けば、見分けがつくと思います。もし、難しいと感じたなら、接続詞か副詞を覚えてしまうのも手だと思います。

(image by 足成)

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