煮しめとは、主に野菜や豆腐などの材料を、煮汁が蒸発して少ない状態になるまでダシや砂糖、醤油などで煮含める調理法です。根菜や緑黄色野菜をおいしくたくさん食べられる、昔ながらのヘルシーな調理法といえます。
ここでは、お弁当のおかずや日本酒のお供にもおいしい煮しめの作り方をご紹介します。
用意するもの
- じゃがいも・・・1個
- にんじん・・・2分の1個
- しいたけ・・・2枚
- さやいんげん・・・70g
- 茄子・・・1個
- 水・・・250cc
- 酒・・・大さじ2
- 砂糖・・・小さじ3
- 醤油・・・大さじ1
- 和風だしのもと・・・2g
煮しめの方法
STEP1:じゃがいもの準備
じゃがいもの皮を包丁でむき、芽の部分をしっかりと取り除きます。じゃがいもは小さく切らずにそのまま煮たほうがこふき芋のようにホクホクして美味しくなります。
また、今回は里芋の季節ではないのでジャガイモを使いましたが、秋冬シーズンにはぜひ里芋を使うことをオススメします。
STEP2:さやいんげんの準備
さやいんげんは洗って両端を5mmほど切り取っておきます。
STEP3:にんじんの準備
にんじんは皮をむき、1cmの厚さの半月切りにします。
STEP4:茄子の準備
茄子はヘタを取り、2等分にします。煮しめの場合、茄子は小さく切らない方が煮崩れずにおいしくできます。
STEP5:しいたけの準備
しいたけは軸を切り取り、半分に切っておきます。
STEP6:煮汁の準備
鍋に水、酒、砂糖、和風だしのもとを入れて中火にかけ、沸騰させます。
STEP7:煮えにくいものから先に煮る
鍋が沸騰したら弱火にし、煮えにくいイモ、にんじん、しいたけを先に入れて、ふたをして10分煮ます。
STEP8:残りを煮る
煮えやすい茄子といんげんを入れ、しょうゆも入れてさらに10分、ふたをして弱火で煮ます。
STEP9:完成!
鍋からお皿に移して出来上がりです。
おわりに
醤油を濃いめにすると東北風、砂糖を多めにすると九州・四国風、薄味にしてダシを生かすと関西風になりますので、お好みで調整してください。
汁気が少ないのでお弁当にも向いています。その際は衛生のためにしっかり冷蔵庫で冷やしてから、ランチボックスに入れてください。
(image by 筆者)