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日本語とイタリア語との共通点・違いを意識して文法を学ぶコツ

皆さん、チャオー!イタリア語、勉強していますか?今回は、日本語とイタリア語の文法を比較して、似ている点と、違う点を取り上げてみました。これを見て、イタリア語をマスターしてください。

日本語とイタリア語・似ているところ

主語が省略される

日本語では主語が省略されるのは、当たり前のことです。

  • 例:いつ勉強するの?今でしょう。

この場合、「いつ勉強するの?」の主語は、「あなた」ですよね。「あなたはいつ勉強するの?今でしょう。」と、なるわけです。しかし、日本語ではいちいち、「あなた」という主語を文の中に入れません。

イタリア語でも、主語は省略されることが多いのです。

  • 例:Quando studi? Ora!(訳:いつ勉強するの?今でしょう。)

これを単語ごとに見てみると、「Quando」が「いつ?」「studi」が「勉強する」となりますが、「studi」は、「君が勉強する」という二人称単数親称の形であるとはっきりしているため、主語の「tu(君)」を入れる必要がないのです。

主語を文章に入れず動詞だけで済ませる点は、日本語と似ている点です。

疑問形の語順

日本語では、疑問形になる場合、「~か?」を末尾に入れて疑問を表します。そして、語順は肯定形と変わりません。

  • 例:マリオは食べていますか?

イタリア語でも、語順を肯定形のままで疑問を表すことがあります。

  • 例:Mario mangia?(訳:マリオは食べていますか?)

「Mario mangia.」とすれば、「マリオは食べています」という肯定文になります。そのままの語順でも、「?」をつけても、イントネーションを変えると、疑問形になります。

こういった点は、日本語と似ています。

日本語とイタリア語・違うところ

「好きだ・気に入っている」の言い方

一方、日本語とイタリア語で違う文法には、「piacere(好きだ・気に入っている)」があります。

  • 例:著者はチョコレートが好きだ。

日本語で「〇〇が好きだ。気に入っている。」と言う場合、「著者は~好きだ」となって、主語は「著者」になります。

しかし、イタリア語でこのフレーズを言う場合は、違った形になります。

  • 例:Mi piace il cioccolato.(著者はチョコレートが好きだ。)

まず、主語は「cioccolato(チョコレート)」です。最初に来ている「Mi」は何かというと、「著者にとっては」という意味の言葉です。ですから、この文を直訳すると、「著者にとっては、チョコレートが好みである。」という風になります。

過去形がたくさんある

日本語は過去形をつくるとき、動詞を「~た」とすれば、事足ります。

  • 例:マリオはもう食べました。

しかし、イタリア語には過去形が何種類もあり、それぞれ意味が違います。

  • 例:Mario ha mangiato ieri.(マリオは昨日食べました。)
近過去:最近起こった出来事で、すでに完了している過去。過去形として最もよく使われます。
  • 例:Ogni giorno Mario mangiava alle sette.(マリオは毎日7時に食べていました。)
半過去:完了していない過去を表します。過去から継続中のものです。
  • 例:Roma non fu fatta in un giorno.(ローマは1日にしてならず。)
遠過去:現在とは関係のない過去を表します。歴史的過去を表現するときなどに使われます。

このように、イタリア語の動詞が日本語とは違う発想で使われるときは、十分理解して覚えるようにしましょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。イタリア語は、日本語とはまったく違った語学体系に属しているにもかかわらず、日本語と似ている点もあるため、日本人には入っていきやすい言語だと言えます。

似ているところと、違っているところをおさえて、より深くイタリア語を理解しましょう。

(image by amanaimages)

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