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相撲取りなのに虫眼鏡?大相撲の番付の基礎知識

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はじめに

夕方などにテレビで相撲の中継が行われているのを観たことがある人はたくさんいると思います。しかし、テレビで中継されているのは一握りの上位力士たちだけ。もちろん、彼ら以外にも力士は数多くいます。

それらの力士たちは「番付表」でその存在を確認することができます。ここに、番付表とは力士の階級を表した一覧表のことをいいます。番付表を読めるようになれば相撲にグッと関心が湧いてくるかもしれませんよ。

ここでは、大相撲の番付の基礎知識について説明します。

番付の構成

基本構成

番付の構成は上から順位以下のようになっています。

  • 横綱
  • 大関
  • 関脇
  • 小結
  • 前頭
  • 十両
  • 幕下
  • 三段目
  • 序二段
  • 序ノ口

横綱

横綱は力士の中で最高の地位です。番付の中では横綱はいなくてもいいことになっています。また、横綱に人数制限もありません。今まで最高4人の横綱が存在していた時期がありました。

横綱になるには、幕内での実績のみならずその品格についても問われます。これらは「横綱審議委員会」によって審議されます。

大関

大関は2番目に横綱の次に優秀な地位です。大関昇進の基準は次の様に設定されています。

3場所連続で三役の地位にあって、その通算の勝ち星が33勝以上

また、大関はどんなときでも必ず1名はいなくてはなりません。

関脇

関脇は大関の下の階級です。関脇は通常小結で勝ち越していれば昇進できます。また、関脇は負け越すと小結以下へ地位が陥落します。

人数は東西に1名ずつで、最低でも1人は設置されます。

小結

小結は関脇のしたの階級です。大関、関脇、小結を合わせて「三役力士」または「三役」といいます。人数は東西に1名ずつで、最低でも1人は設置されます。

小結になるには前頭筆頭付近の地位で勝ち越すか、幕内上位でも大きく勝ち越せば昇進することができます。しかし、負け越すとすぐに平幕力士へ地位が陥落してしまいます。

平幕力士とは前頭の力士をいいます。

前頭

前頭は幕内力士の中で三役と横綱を除いた力士のことをいいます。幕内力士とは横綱から前頭までの力士のことをいいます。前頭は原則として東西に分かれて1~16枚目まで計32名います。

「前頭」という名前は前相撲、つまり幕内の前に行われる相撲の中で「頭」であったことに由来します。

十両

十両とは幕下の上、前頭の下に位置する階級です。力士として最初に「関取」として扱われる地位で、幕下以下の階級とは待遇面でも大きな差があります。

関取として扱われはしますが、本場所では幕内とは別枠での取り組みとなります。基本的には十両同士での対戦となり、優勝時も「十両優勝」と呼ばれます。

幕下

幕下は三段目の上、十両の下に位置する階級です。関取を狙える地位にあることから、十両への昇進を目指す力士と十両から陥落しそうな力士との間で最も激しく争われます。現在の制度では東西で60人ずつ計120人が定員とされています。

また幕下は1場所の取り組み数は7番とされています。

三段目

三段目は幕下に続く階級です。番付表の上から三段目にその力士の四股名が書かれることに由来しています。現行制度では東西100人ずつの計200人が定員とされています。定員が非常に多いことから1場所で全勝優勝する力士が数人あらわれることもあります。

三段目に昇進する目安は以下の通りです。

  • 7戦全勝
  • 70枚目以内で6勝1敗
  • 40枚目以内で5勝2敗
  • 20枚目以内で4勝3敗
三段目力士となると世間一般でいう「相撲取り」らしいがっちりした体格になってきます。

序二段

序二段は序ノ口の上の階級です。番付表の下から2段目に書かれることからこう呼ばれるようになりました。ちなみに、上から数えると4段目です。

序二段は定員は決まっておらず、東西で100名から150名程が在籍すると言われています。序ノ口で勝ち越した力士のほとんどがよく場所でこの序二段に昇進してきます。

序ノ口

序ノ口は大相撲で一番下の地位です。入門したての力士はここから相撲取りとしてのキャリアをスタートさせます。番付表の中で最も小さい文字で書かれていることから「虫眼鏡」と呼ばれることもあります。

おわりに

ここでは、大相撲の番付の基礎知識について説明しました。複雑な部分もありますが、番付を理解すると相撲を観るのがより楽しくなると思いますよ!

(image by amanaimages)

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