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育てやすくて香りも多彩!常緑性植物タイムの育て方

庭を作るにあたって大切なポイントの一つが、常緑性の植物と落葉性植物とのバランスです。冬季に庭が寂しくなりすぎないように常緑性のある植物をうまく取り入れてみましょう。

樹木にも常緑性のものはたくさんありますが、ここでは鑑賞以外にも様々な用途で使えて育てやすいハーブの中から「タイム」を紹介します。

著者のガーデニング経験

花やハーブの栽培、ホテルの庭園管理の仕事に6年ほど関わっていました。出産後は仕事は辞め、ここ10年近くは自宅でのガーデニングや家庭菜園を家族で楽しんでいます。

おすすめの常緑性がある植物

ぜひガーデニングに取り入れて欲しい常緑性がある植物は「タイム」です。

タイムはシソ科のハーブで、草丈は20~30cmほどの常緑小低木です。5月から7月にかけて小さな可愛らしい花をたくさんつけます。

耐寒性が高いことでもよく知られていますが、耐暑性も比較的高く、猛暑の時期でも弱ることはありません。

タイムの仲間は数百種類ありますが、国内で最もポピュラーなのはコモンタイムでしょう。その他レモンタイム、オレンジタイム、クリーピングタイム、シルバータイム、ゴールデンタイムなども園芸店では多く見かけます。

我が家ではレモンタイムを庭に植えています。数あるタイムの中でも爽やかな香りと淡桃色の花がとても好みなのでこれを選びました。

タイムの育て方

植え付け

苗の植え付けは日あたりと水はけのよい場所を選んで、春か秋に行います。生育旺盛ですので、株の間隔は30cmくらいあけておきましょう。

春に植えれば初夏にはもう花がつきます。2年目からは茎が木質化し、常緑小低木となります。

種まき・挿し木

種まきや挿し木から育てることもできます。種まきは軽めの土で苗床を作り、種をばらまいてその上から細かい土をかけます。

種はやや細かいので流れないように種まき後の水やりは新聞紙を上にかぶせてその上から水をかけると安心です。

挿し木でもとても根つきやすく、初心者でも失敗が少ないものの一つです。挿し木専用の土などに挿し、乾燥しないように管理しましょう。

水やり

水はけのいい土を好む植物ですので、極端に乾燥しなければ水やりにはそれほど気を遣わなくても大丈夫です。ただし植え付け後、根付くまでの1ヶ月くらいはしっかりと水を与えましょう。

肥料

植え付ける前の土に元肥として粒状の肥料などを入れておきます。植え付け後は液体肥料や土の上に置くタイプの固形肥料を追肥する程度で十分です。

追肥は真夏や真冬は避けます。また、肥料をやりすぎると香りが弱くなってしまいますので注意が必要です。

病害虫

多くのハーブがそうであるように、タイムも病害虫被害にあうことはほとんどありません。

病害虫の心配は少ないですが、株が大きくなって葉や茎が混み合ってくると、蒸れて枯死することがあります。そんなときは刈り込みや株分けをしてスッキリさせてあげましょう。

タイムの用途と魅力

グラウンドカバーとして

草丈が低く地面に広がるように生育するタイムは、グラウンドカバー植物としても重宝します。その爽やかな香りはまさに香りの絨毯として癒しを与えてくれます。

とても丈夫で育てやすいので初心者でもガーデニングに取り入れやすいのも魅力です。

キッチンハーブとして

タイムの仲間は独特の芳香があり、生または乾燥させた葉を料理などの香りづけによく使われます。

その他酢やオイルに漬けてハーブビネガーやハーブオイルを作ったり、ティーやポプリ、ハーブバスなどとても用途が広いハーブと言えるでしょう。

おわりに

常緑小低木として、年間を通して庭に彩りと香りを与えてくれるタイム。タイムは花色や葉色、香りなども多彩なので、実際に見て香りを味わって、ご自分の好みのタイムを選ぶのもよいでしょう。

(image by 著者)

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