\ フォローしてね /

「時下 」とは?手紙文でよく用いる言葉の意味と使い方

このライフレシピのもくじたたむ

メールが発達して以来、手紙を書くことも少なくなったという方は多いのではないでしょうか。しかし手紙に限らず、メールでも重要な内容であったり、目上の方へ送らなければならないことが無くなったわけではありませんね。

手紙でよく目にする「時下」という言葉がありますが、この言葉の正しい意味と使い方をどれだけの方が理解しているでしょうか?

そこで、ここでは「時下」の意味と使い方をご紹介します。

時下とは?

そもそも「時下」という言葉を初めて見た方もいるかもしれません。

時下(じか)とは「この頃、目下」という意味で、昨今なら「今、現在」という感じでしょうか。

使い方

手紙の冒頭

「時下」の主な使い方としては手紙の冒頭、更に言うなら事項の挨拶の代わりとして使われることが多いです。

時候の挨拶と言えば、

  • 向春の候

などがありますが、こういった言葉が少し華美すぎると感じる場合、これを「時下」という言葉に置き換えて簡素な文章にするのです。

こう説明すると、他の季節ではダメなのか?と戸惑ってしまう方もいると思います。しかし、この「時下」に関しては心配ありません。

「時下」は、オールシーズンの時候の挨拶に使える非常に便利な言葉なのです。

使用例

  • 拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます
  • 時下、皆様におかれましては

春に投函すれば春の、夏に投函すれば夏の時候の挨拶として、相手に届いてくれます。

注意点

春夏秋冬問わず使える便利な言葉ですが、使う上で注意しなければならないことがあります。

礼儀正しい手紙を書くためにも、注意点を覚えておきましょう。

二重の意味を避ける

普段は「向春の候」と始まるところを、「時下」という言葉で置き換えています。

それなのに、

  • 時下、向春の候

という使い方をしてしまっては、時下の意味が無くなってしまいますね。

それに今回の場合、「時下」という言葉に「向春の候」という意味は含まれているので、二重の意味となってしまい、くどい印象を与えてしまいます。ですので、使うのはどちらかにしておきましょう。

日本には「慇懃無礼」という四字熟語がありますね。丁寧すぎる言葉遣いは時に、相手にとって不快であったり、失礼になったりすることがあるのです。

おわりに

手紙でよく用いられる「時下」の意味と使い方について説明しました。

時候の挨拶などに慣れない方こそ、難しい場面では「時下」で誤摩化すのも手かもしれません。しかし、注意点を忘れると逆に失礼になってしまうので、慎重に使いましょう!

(image by amanaimages)

このライフレシピを書いた人
Banner line

編集部にリクエスト!

「こんなライフレシピがほしい」や「ここがわかりにくかった」などをお送りください。