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    環境を整えてあげる!ベタにストレスを与えないコツ

    熱帯魚の入門魚として人気のベタですが、熱帯魚屋さんでは小さな瓶に閉じ込められるようにして売られています。

    これはベタが「闘魚」であるという性格上仕方のないことなのですが、自宅でのびのび育ててやると、非常に表情豊かですし、興味深いベタの習性を観察することができます。

    ここでは、ベタにストレスを与えずに飼うコツをご紹介します。

    著者が飼っているベタの紹介

    著者が飼っているベタはトラディショナル・ベタのオスのレッドで、著者の家に来て1年くらいです。

    初めて会ったときに一番積極的に近づいてきたのがこの子で、目の前で指を動かすのと同じように首を動かすしぐさがかわいく、連れて帰ってきたのを思い出します。

    普段は著者が甘やかしているせいか、かなりグルメです。大好物は生きた糸ミミズですが、なかなか手に入らないのと日持ちがしないので、ひかりベタ、ごくごくたまに冷凍赤虫などを食べています。

    大きなヒレで優雅に泳いでいるところを見ていると癒されます。

    ベタがストレスを感じる状況とその対策

    他のオスが目の前にいる

    目の前に同じベタのオスがいると互いに威嚇しあって疲れてしまいます。

    熱帯魚屋さんでは、小瓶それぞれにベタのオスを入れて並べておいてありますが、実は隣のベタが良く見えているので気になって仕方がありません。瓶を挟んでいても視力の良いベタにとっては、大変なストレスと戦って疲れ果てた状態でお店にいます。

    もし、複数のオスのベタを瓶で飼っている方は、間にボール紙を入れる、ベタとベタの間を離すなどして、お互いが見えないように目隠しをしてやってください。

    ヒレの長い魚がいる

    ベタの魅力はその長いヒレにありますが、同じようにヒレの長い魚がベタは大嫌いです。

    ベタは混泳に向かないと思われていますが、それはベタが「闘魚」といってオス同士激しく戦い合う習性があるからです。ベタを飼うときには絶対複数匹のオスを一緒の水槽に入れてはいけません。どちらかがボロボロになるまで攻撃します。

    ベタのオスは同じようにヒレの長い魚も敵だとみなします。エンゼルフィッシュやグッピーのようなヒレの長い魚との混泳はお互いにとってストレスとなりますのでやめましょう。エンゼルフィッシュなど強い魚には逆にベタがいじめられることもあります。

    逆に、カラシンやコリドラスなど無関心な熱帯魚もいますので、様子を見ながら慣れさせてやればベタとの混泳も可能です。

    必要以上の水の入れ替え

    ベタは水質の悪化よりも変化に弱い魚です。ベタを小瓶で飼っていると、水のにごりがどうしても気になって頻繁に水替えをしたくなりますが、これはベタにとってストレスの原因になります。

    急激な水質の変化によっては死んでしまうこともあるので、瓶の水が減っているからといってミネラルウォーターを安易に入れるのは絶対やめましょう。水の中がベタにとって苦しくなると、最悪、瓶から飛び出してしまいます。

    週末に1/2~1/3の水替えをし、平日は底に沈んだフンや食べ残しをスポイトで吸いとってやれば十分です。

    なかなか水替えできないし、どうしても水の汚れが気になるという方は水質を安定させ、浄化効果のあるベタ用の石が熱帯魚屋さんに売っています。手入れが簡単になるのでおススメです。

    ながく見つめられる

    かわいいベタをいつまでも眺めていたいものですが、見られていることにもベタはストレスを感じています。

    ベタの小さい目はとてもよく見えています。こちらが見つめていると「何見てるの?」「写真撮るの?」「それごはん?」と興味をもって近づいてきます。

    しかしそれが毎日長時間だと見られることに疲れて逃げたり、知らん顔をしたりします。ベタが慣れるまではあまり見つめないでくださいね。

    避けた方が良い方法

    小さい瓶に閉じ込める

    店によると思うのですが、ベタを小さい瓶の口を閉じた状態の「コッピー」で売られていることがあります。しかし、ご家庭ではそのままで飼育しないでください。

    水面とフタの間に空間があれば、ベタは呼吸ができますが、それは生きていられるというだけで、決してベタにとって適した環境ではありません。

    置き場所をころころ変える

    小さい瓶の中といえどもそこはベタにとって自分の縄張りです。目に見える景色がしょっちゅう違うようだと、自分のテリトリーの外に押し出されてしまったのかと混乱します。

    持ち運びやすいからといって、テーブルから棚へ、玄関からベランダへなどと頻繁に移動しないようにしましょう。

    注意点

    • ベタが住んでいる環境(瓶・水槽・エサ・温度・水質)
    • 置き場所(周囲の音・人の動き・光)
    • 昼・夜の生活リズム
    • 独り暮らし

    以上の4点を最初に決めてやれば、ベタはその環境に次第に順応します。一番ベタにとって困るのは人間が手をかけすぎることだと思います。

    その他、ベタにストレスを与えないための注意点としては、一度慣れた環境をあまり変えないということに尽きると思います。

    また生活リズムに関しても注意が必要になります。たとえば、昼間学校に行っているお子さんが夜遅くまでベタと遊んでいると、夜は寝ようと思っているベタが興奮して疲れてしまいます。ですので、子どもにはベタのために早起きしてもらって毎朝エサを与える習慣をつけましょう。

    逆に夜型の生活をしている環境でしたら、電気がついている夜がベタにとっての活動時間になり、人間が寝ている昼間がベタの睡眠時間になるので、カーテンなどでうす暗くして静かに落ち着かせてやる配慮をしましょう。

    おわりに

    熱帯魚屋さんでもなんとなく店の片隅にひっそり置かれている感じがするベタたちですが、ベタ飼育の醍醐味はその独特な繁殖方法にあります。

    最初は色やヒレがきれいだったのでオスを買ってきたら想像以上に人に慣れて、ペアリングをさせ2匹の交尾を見た瞬間から、著者はベタの虜になりました。

    ベタのオスがのびのびと機嫌よく生活していると「ボク、お嫁さんが欲しいなあ。1匹じゃさみしいなあ」というサインを出します。

    そのサインに気がついた日から本格的にベタの世界にハマってしまいますよ。

    (image by 著者)

    このライフレシピを書いた人