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「候文」とは?手紙文で使われる言葉の意味と使い方

メールや電話が広く使われるようになった今、あまり「候文(そうろうぶん)」という言葉は聞かれなくなりましたが、この「候文」、昔はよく使われていた文体です。

ここでは、候文(そうろうぶん)の言葉の意味と使い方をご紹介しています。候文に馴染みのある人もない人も、ぜひご参考下さい。

「候文」の意味

候文(そうろうぶん)とは、現代の「ですます」の様に、文末につけられていた丁寧語の「候」を使う文語体の文章のことです。

「候文」の使い方

語尾に「候」とつければいいだけ、と思われがちですが、実はそんなに単純ではありません。下記では、手紙で使われやすい言葉を、候文ではどのような表現になるのか、ご紹介します。

現代語 候文
ます
あります これあり候
ございます 御座候
なります 相成り候
申し上げます 申し上げ候
いたします 仕り候

「候文」の用例

  • 先日はありがとうございます。→先日は有難き事に御座候
  • お体大事になさって下さい。→お体大事に成し下さるべく候
  • 暑中お見舞い申し上げます。→暑中見舞い申し上げ候

季節の後ろにつく「候」は候文ではない

手紙の書き出しによくある、「早春の候(そうしゅんのこう)」「盛夏の候(せいかのこう)」は、候文とは何ら関係がありません。

候文で使われる「候(そうろう)」は補助動詞なので、時候の挨拶文で使われる「候(こう)」と一緒くたにしないようにしましょう。

おわりに

ここでは、候文(そうろうぶん)の言葉の意味と使い方を用例も混ぜてご紹介しました。

日本語の伝統的な文体を使いこなして、ぜひ手紙を書いてみてくださいね。

(image by amanaimages)

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