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    自分はできてる?コミュニケーションを促進する言葉の選び方

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    人間関係において、会話なくしてコミュニケーションは成立しません。そして会話は「伝える力」と「聴く力」が大切だと言われています。

    みなさんは、自分の意図しない形で相手に自分の気持ちが伝わったという経験はありませんか?意外に言葉選びというのは難しいものです。言葉足らずでも駄目だし、言葉が多過ぎると「一言多い!」なんてことになりかねません。

    そこで本記事では日常で使いやすい言葉に着目して、今一度、自分の言葉選びは大丈夫か確認してみましょう!

    本記事は、専門家プロファイルのご協力により、2013年に執筆されたものです。

    例1「またね」

    時間の感覚が曖昧な言葉

    「またね」は頻繁に使いやすい言葉なのですが、非常に時間の感覚が曖昧な言葉です。以下のような何通りかの意味が推測できます。

    • また「あとで」ね
    • また「今度」ね
    • また「いつか」ね

    どれくらい後なのかという事は前後の会話で推測できるかもしれませんが、自分と相手との間に温度差がある場合、受け手次第で誤解が生じたり、事柄によっては信頼を失ってしまう可能性も秘めています。

    「またね」が引き起こす誤解

    「じゃあ連絡してね」
    「うん、またね」

    この場合、自分が立て込んでいていつ連絡できるか分からず、「いつか」を濁す意味で伝えているのに、相手が「近いうちに連絡が来る!」と思い込んでしまった場合、「連絡をくれると言ったのに全然連絡をよこさない、嘘つきな人」というレッテルが貼られてしまうかもしれません。

    期待値の調整が大事

    このように「またね」には時間の隔たりから生じる、約束への思いが全く違ういます。使い方によって時間の感覚が幅広く、話す人、聴く人によって抱くイメージが異なるため、気をつけなければいけない言葉です。

    感覚的な言葉は誤解を生じやすいので、自分の意図を正確に伝えるために補足をするなど、約束事をする際はお互いの期待値の調整をする必要があります。

    例2「一応」

    正確性が曖昧な言葉

    「一応」が口癖になっていて、日常生活でよく使ってしまうという方も多いのではないでしょうか? 「一応」には、十分ではないが一通り条件をクリアしているというような意味があります。

    この言葉も自分の意図しない形で相手に伝わってしまう可能性がある言葉です。

    「一応」が引き起こす誤解

    「ねえ、記念日のディナーのレストラン、予約してくれた?」
    「ああ、一応予約したよ」

    例えば、彼女との記念日についての会話をしている際、「ちゃんと予約して準備をしているけれど君が気に入ってくれるかな…」という意味で使った言葉も以下のような形で彼女に伝わってしまう可能性があります。

    • もしかして、ちゃんと予約してないの?
    • お店を適当に選んだの?
    • 彼は楽しみにしていないの?

    と、がっかりさせてしまうかもしれません。「一応」が持つ自信のない部分を180度違う印象で受け取られてしまう可能性があります。

    「一応」を置き換えてみよう

    正確性が曖昧な言葉だからこそ、「一応」は相手に不安や不信感を与えてしまいます。

    上記のような場合は、「もちろん、予約しているよ、君が気に入ってくれるといいな」と言えば、彼女想いの優しい彼の印象を与えることができます。

    ビジネスの場でも、「資料を一応作成しました」と言ってしまうと、適当に作った感があります。この場合は「念のため資料を作成しました」などと言い換えることで気が利くビジネスマンになります。

    おわりに

    プライベートでもビジネスの場でも、少しの言葉遣いが人の感情に訴えます。自分の思いを正確に伝える言葉を選ぶことで、コミュニケーション力は格段にアップします。

    また伝える際は、相手のタイプによって言葉を使い分けることが大切です。人によって理解を深めやすい言葉や、声のトーンやスピードも違いますので、相手に合わせて会話することも念頭に置く必要があります。

    伝えるだけでなく、相手の気持ちや思いを正確に受け取り、正確に受け取ったことを相手に知らせる「聴く姿勢」もコミュニケーションには重要です。

    (image by amanaimages)

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