ズボンやスカートのプリーツ部分など、アイロンを当てるとどうしてもテカリが気になってしまいます。そうしたアイロン時のテカリを酢をつかって抑える方法を紹介します。
テカリを気にするべきアイテムの見分け方
ウールなどの起毛素材やツルンとした感じの素材はテカリやすいです。色は濃い色の方かテカリが出たときに目立ちます。その他、頻回にアイロンを当てるものはどうしてもテカリがでやすくなります。
用意するもの
- 水:20cc
- 酢:10cc
- あて布
- 霧吹き
- アイロン
- アイロン台
アイロンでのテカリ防止方法
STEP1:酢水を作る
酢と水を1:2の割合で混ぜ、霧吹きに入れておきます。酢10cc、水20cc程で少量の液を作ることが多いですが、作りやすい分量で作ってください。筆者の霧吹きは目盛がついていますが、目盛のない場合は計量カップなどを使用してください。慣れてきたら目分量でかまいません。
STEP2:霧吹きで液を塗布する
アイロンを当てる部分に、霧吹きで1~2プッシュし「STEP1」の液をかけます。
STEP3:あて布をしてアイロンをかける
あて布をして、アイロンをかけます。アイロン自体の重みでプレスするようなイメージです。強く動かしたりこすったりしないようにします。
アイロンは、スチームにして使用してください。起毛素材のテカリは、アイロンのスチームをあて布の上からかけるだけでもおさまることがあります。
完成!
全体を同じようにアイロンしたら完成です。
注意点
酢水は、作りおきせずアイロンを当てる度に作ってください。酢の臭いはアイロンのスチームで消えます。気になる方は、風通しのよい場所に半日ほど干しておくか、衣服用の消臭スプレーを使用してください。
衣類の種類によっては酢を使用すると変色などの恐れがありますので、目立たない場所で事前に少量の液をつけて試してから行ないましょう。
おわりに
筆者が、祖母に教えてもらったテカリ防止の方法です。家にあるもので簡単にできますのでお試し下さい。
(image by 筆者)