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デジタル絵を描いてみよう!イラストを上手に描くためのテクニック

ここでは、デジタルでイラストを上手に描く方法を紹介していきます。上記イラストを描く工程で説明致します。

本記事は、2013年にSAI Ver.1.1をもとに執筆されたものです。

用意するもの

必要なもの

  • ペンタブレット
  • ペイントソフト

ペンタブレットについて

筆者は「wacom Bamboo Fun」という、1万円程のペンタブレットを使用しています。マウスでも問題ないですが、筆圧感知機能がないものがほとんどのため、ペンタブレットの使用をおすすめします。

ペイントソフトについて

また、ペイントソフトは「ペイントツールSAI」を使用しています。30日間無料で使用できますが、それ以降はライセンスの購入(5,000円+消費税)が必要です。

無料ソフトとしては「Pixia」「AzPainter2」などが有名です。

描き方のテクニック

STEP1:ポーズの選定・素体描き

イラストを描いていると、「どうしても描きやすい方向・ポーズに偏ってしまって、なかなか動きのある絵が書けない」と悩んでしまう方も多いと思います。

そんな時は、様々なポーズが掲載されているサイトを参考にして描くと、動きのある絵が描くことができます。その中でも「ドールのアトリエ」というサイトは、キーワード検索ができるため、とても便利です。

また、「ドールのアトリエ」では「デザインドール」という、ドールに好きなポーズを設定できるソフトもダウンロードできます。

有料版・無料版があり、無料版は女性ドールのみで、機能制限がありますが、サイト内で見つからなかったポーズを自分で設定することもできます。動きのあるポーズはもちろん、視点の変更もできます。なんといっても現実的で無理のないポーズが描けるのが魅力的です。

筆者はドールのアトリエ様の画像を模写し、写真のような素体を描きました。

参考サイトはこちら
ドールのアトリエ
デザインドール
ポーズの参考になる媒体を見つけて、模写してみましょう。

STEP2:ポーズを元にラフを描く

ポーズが決まったら、次はどんなイラストにするか、大雑把にラフ画を描きます。

STEP1で描いた素体を基にしながら、キャラの表情・髪の毛・服装を描き入れていきましょう。

ここでは、線やパーツ正確さより、「イラストの雰囲気」を決定するために描いていきます。太いペンでざっくりと描いていきましょう。

STEP3:下描きをする

ラフが完成したら、パーツの位置や線を意識しながら、下描きをします。

ここでは、素体よりもラフ画を参考にして、細いペンで描き込みます。パーツの大きさ・位置に注意して描き入れましょう。

STEP4:ペン入れをする

ペン入れに入り、線画を描いていきます。線画は妥協せずに納得いくものがかけるまで諦めないことが大切です。「ちょっとここがおかしいかな?」と思うところがあれば、そこは妥協せずに修正しましょう。

また、ペンの太さを使い分けることも重要です。例えば、顔の輪郭・目の輪郭は太めのペンを、服の輪郭や肌の輪郭には適度な細さのペンを、髪の毛や服のシワには細めのペンをつかうことで線の強弱を表現すると、メリハリのあるイラストになります。

最初は「基本のペンの太さ」を決めて、それより太い・細いペンを選んでパーツごとに描くのがよいと思います。線の強弱はペンタブレットの強みである筆圧機能でも表現されます。

服のシワや髪の毛の中の線は細めに設定しましょう。
ペイントソフトには「レイヤー機能」がありますので、「目」「輪郭」「前髪」「頭頂部」「ツインテール部」などのパーツごとにレイヤーを分けて描き、線画完成後に1枚のレイヤーに統合しすることをおすすめします。

STEP5:素材の硬さによって、塗り方を変える

ここからは、色塗りの手順となります。

色の塗り方は人それぞれありますし、技法も様々です。ここでは、色の塗り方よりもどのような点に気をつけて塗るかという視点で説明致します。

色塗りについて

服の素材でも、柔らかいふわふわした布・洗濯のりでパキッとした布など様々な種類があります。ふわふわとした布はぼかしを多用してふんわりと、固めの布は、ぼかしを使わずに塗ると素材を表現できます。

また、金属などは表面によって塗り方が変わります。丸い球体ならば、光が当たる箇所を丸くくっきり明るめの色で塗り、影になる箇所は暗めの色を置き、多少色の境界線を残すように少しだけぼかします。

イラストのような面が分かれている形のハッキリしたチェーンならば、光の当たる方向を考えながら、面ごとに色を塗りましょう。金属は、周囲の色を映すため、チェーンにピンク色を塗っています。

その他パーツごとのコツ

  • リボン・・・特に真ん中のしわがくっきりするように描く。
  • シャツ系・・・しわ部分はぼかさずに。しわからはなれていくにつれて薄い色+ぼかす。
画像にも描きましたが、服の模様や布質などは「テクスチャ」という画像ファイルで表現することもできます。

STEP6:光の当たる方向を考えて、影のつく方向を揃える

光の当たる方向を1箇所にそろえて、色の濃淡を表現しましょう。

これは肌や服に限らず、全てのパーツに共通します。このイラストでは、左上から光が当たっている設定です。その為、右側・右下に濃い色で影をつけています。

この設定であれば、リボンの真ん中付近は光が当たりづらく、逆にリボンの画像左側は光が当たることが分かります。
スカートの影+右側の影なども意識して影をつけていきましょう。

STEP7:それぞれの色にあった影色をつける

影を塗る時、「グレーの布であれば、黒を塗ってぼかす」などと影をつけてしまいがちですが、それだけでは勿体無いです。

このイラストでは、スカートとリボン部分にはグレーを塗っていますが、影を塗る時や、仕上げの際にメインカラーである「赤系の茶色」や「赤」を使用し、まとまりを出すようにしています。

筆者はレイヤーの種類を「オーバーレイ」にして、赤をのせています。

STEP8:線画を馴染ませる

次に線画を馴染ませていきましょう。

このイラストは紺色のペンで線画を描いていますが、全体的なメインカラーは赤なので、パースごとに塗った色に近い色を線画にも適用しましょう。それだけで、まとまり感がぐっとあがります。

馴染ませるコツ

  • 影になる部分は暗くする。
  • シャツ・・・影の色と同系色にする。
  • リボンは赤、ピンク、茶で先も影がつくようにする。
左側の光の方向も意識するようにしましょう。ここでは左側の髪の毛が一番最初に光が当たるので明るめの茶にしています。

STEP9:全体の雰囲気を変える

線画の色変更が終わったら、全体の雰囲気が少し暗いので、もう少し明るくしてみましょう。

レイヤー種類の「オーバーレイ」で人物の上に「明るいピンク」を塗りました。その結果、すこし明るめ+全体的にピンクがかかっているように見えます。

今回はピンクを塗りましたが、色を変えれば全体的に青や緑にもできます。雰囲気にあった色を塗ると、更にまとまり感がでますよ。

STEP10:完成

最後に、簡単な背景を入れて、イラストの完成です。

おわりに

デジタル絵は「難しい・分かりづらい・初期費用が高い」と敬遠される方も多いですが、表現方法や色の塗り方1つで印象が変わったり、テクスチャや画像ファイルの使用で印象が違ってきます。

ペイントソフトの使い方も、有名なものであればメイキングサイトなど情報はたくさんあるので安心です。

誰かのお役に立てましたら幸いです。

SAIのダウンロードはこちらから。
Easy Paint Tool SAI

(image by 筆者)

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