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今の気持ちを気軽に表現!川柳を詠むポイント

川柳は五・七・五のリズムにのせて、気軽に今の気持ちを表現できる表現技法です。

俳句と異なり、季語や切れ字などのルールもなく、五・七・五のリズムさえ守ればいいので、特別な知識も必要ありません。

用意するもの

  • 筆記用具(雰囲気にこだわるなら短冊と筆ペン)
  • 川柳にしたい場面やモデル
  • 自由な時間と心の余裕

川柳を詠むまで流れ

STEP1:詠みたい場面やモデルを決める

まず詠みたい場面やモデルを決めましょう。

例えば、仕事帰りのサラリーマンをモデルにした場合でも、恐妻家で仕事から急いで家に帰るのか、帰りに同僚と呑んで帰るのかなど、場面設定は好きなように設定できます。

ここでは「恐妻家だけど、強がって同僚と呑んで帰る」という設定で川柳を作ることにします。

STEP2:言葉を選ぶ

詠みたい場面やモデルが決まったら、納得がいくまでいろいろ言葉を選んでいきましょう。

  • 母ちゃんが 止めろと言っても 酒を飲む
  • 玄関で 酔いも忘れる 女鬼妻(めおにづま)
  • 女房が 怖くて酒を 止める馬鹿
  • 行きは良い 帰りが怖い 屋台かな

STEP3:一押しの川柳を決める

いくつか川柳を作ったら、一押しの川柳を決めましょう。

今回、筆者は4つの川柳を作りましたが、この中で1番いい川柳は、「玄関で 酔いも忘れる 女鬼妻」にしました。

理由は、仕事帰りに強がって同僚と呑んで帰ったものの、玄関のドアを開けた瞬間に怒り心頭の妻が玄関に立ちはだかっている姿を見て、酔いも忘れるほど追いつめられているサラリーマンが想像できたからです。

五音と七音にうまくおさめるための言葉の選び方

まず、ある物事を様々な言葉で表現できるように、言葉の引き出しを増やすことが大切です。

例えば、「酒を飲む」場面を表現する際、居酒屋、料亭、屋台、はしご酒、月見酒、花見酒など様々な表現があります。

その中で単独で五音や七音になるものはそのまま使えますので、ストレートな表現をしたいときはそのまま使うと良いでしょう。

一方で、五音や七音の単語をそのまま使うと表現が単純になるという欠点もありますので、いくつかの単語を組み合わせていくと味わいが深まります。

五音であれば二音と三音の組み合わせ、七音であれば、二音・二音・三音か三音・四音の組み合わせが作りやすいです。

問題は五音なのに四音、七音なのに三音・三音か六音の言葉を使うときです。このようなときは「や」、「ぞ」、「な」などの切れ字を使うと、上手く五音や七音に整えることができます。

切れ字について詳しく知りたい方は、以前筆者が執筆した「気軽につくろう!俳句を詠むときの流れとコツ」の中で切れ字について詳しく触れているので、そちらをご参考ください。

過去の作品に学ぶポイント

役人の子は にぎにぎを よく覚え

この川柳は日本史によく出てくる川柳なので、ご存知の方も多いかと思います。

この川柳は、江戸時代の役人が賄賂を要求する際に、手を開いたり閉じたりする動作(にぎにぎ)を子どもがしっかり見ていて、子どもがいつの間にか真似していることを皮肉った川柳です。

この川柳では役人ではなく、あえて役人の子を題材にして、賄賂のやり取りはどこで誰が見ているかどうかわからないことを暗示しているところがポイントです。

そうすることで、権力を笠に着て私腹を肥やす役人を戒めているのです。

作品が完成したあとの楽しみ方

作品が完成したあとは1人で作った川柳を愛でるのもいいでしょう。

また、サラリーマン川柳などに応募して、第三者に川柳を評価してもらうのも楽しいです。

参考サイト:サラリーマン川柳

川柳を詠むときの注意点

五音、七音のリズムをしっかりと守ることが大切です。

中には五音、七音のリズムにこだわらずに作る川柳もありますが、初心者がやるとただの言葉遊びになる恐れがあります。

五音や七音のリズムをしっかり守って川柳を作ったほうが、川柳らしさが出せると思います。

また、短歌や俳句についても勉強すると、川柳の表現の幅が広がるのでおすすめです。

おわりに

これを参考にして、ぜひ気軽に川柳を作ってくださいね。

(image by amanaimages)

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