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    【はじめてのベランダ菜園】ジャガイモはテントウムシに弱い?害虫を防ぐ方法

    煮物やカレーなど、食卓でお馴染みのジャガイモ。ホクホクとした食感は、ほっこり安心させてくれますよね。

    実はこのジャガイモ、2~3ヵ月ほどの比較的短い栽培期間で、種イモの5~10倍もの量が収穫できるお得な野菜なのです。植えてしまえば意外と簡単に育てられるので、この春、ベランダ菜園にチャレンジしたいという方にオススメです。

    本記事は、アース製薬のご協力により、2014年に執筆されたものです。

    ジャガイモの基本情報

    和名 ジャガイモ
    科名 ナス科
    栽培難易度 やさしい
    収穫までの期間 約90日
    主な病気 特になし

    せっかく育ったジャガイモも、虫に食べられてしまっては困りますよね。害虫対策をしっかりして、美味しいジャガイモを収穫しましょう。

    ジャガイモにつく害虫の種類

    アブラムシ

    ジャガイモに発生する害虫の代表格は「アブラムシ」です。アブラムシとは、植物や野菜に群生する昆虫で、体は小さく、1~4mmほどしかありません。しかし、群れになって植物を襲うので大きな被害を受けます。

    アブラムシが植物につくと、植物は汁を吸われて成長が止まり、やがて枯死します。また、アブラムシの排泄物に菌が発生し、葉が黒くなることもあります。

    さらに植物ウイルス病を媒介し、植物を全滅させるなどの被害をもたらすこともあるので、油断ができません。

    テントウムシダマシ

    テントウムシダマシは10月上旬に発生します。別名ニジュウヤホシテントウムシとも呼ばれています。

    テントウムシは、アブラムシなどの害虫を食べる益虫として知られていますが、テントウムシダマシは葉や若い果実を食害する害虫です。成虫の体長は6~7mmで、28個の斑点があるのが特徴です。幼虫・成虫ともに表皮を薄く残して葉裏や果肉を食害し、食害痕が階段状に残ります。

    ヨトウムシ

    ヨトウムシの発生時期は4月~6月と9月~10月です。夜行性で日中は株元に潜み、夜の間に葉を食害します。大食漢で、ひどい場合には葉脈を残して葉を食べつくし、大発生するとガサガサと食害する音が聞こえることもあります。

    害虫の中には病原菌を媒介するものもいるので、もし発見した場合はすぐに対応する必要があります。

    害虫別の対策方法

    アブラムシ

    • 防虫ネットをかける
    • 薬剤を散布する

    防虫ネットで覆い、侵入させないのが簡単で効果的です。

    プランターなら4隅に60~90㎝程度の支柱を立てて、種まき直後にネットをかけるだけで完了です。害虫が入ってこないよう、裾は洗濯ばさみなどで留めておきましょう。アブラムシは裾のちょっとした隙間をくぐり抜けて入り込むので、時々葉の裏をチェックするようにします。

    駆除する場合は、手で捕殺しなくても、水で流すことが可能です。葉の裏側まで洗い流すように勢いよく水をかけましょう。植物にやさしい、綿棒タイプの粘着剤を使用するのも良い方法です。

    黒酢を使ったスプレーなどで、発生の予防をしても効果的です。安全性の高いエトフェンプロックスを有効成分にした薬剤でも、スプレーするだけで駆除できます。

    テントウムシダマシ・ヨトウムシ

    • 防虫ネットをかける
    • 薬剤を散布する
    • 見つけ次第、捕殺する

    ジャガイモが枯れる頃になると、ナスなどの他の植物にも移るので、見つけ次第駆除するようにしましょう。対策は、アブラムシ等の場合と同じく、プランターを防虫ネットで覆ってしまうのが効果的です。

    数が少ない場合は、ガムテープや綿棒タイプの粘着剤などで取り除いたり、割り箸などでつまんでゴミとして捨ててしまいましょう。また、多く発生している場合は、早めに薬剤で駆除するようにしましょう。

    5月頃から薬剤を散布すると被害を防げますよ。ただし、薬剤の使用上の注意はよく読んで正しく使ってください。

    薬剤の取り扱い注意点

    薬剤を取り扱う時は体調の良い日にし、使用量を守り、直接触らないように手袋をするようにしましょう。また、風邪の強い日は避け、使用した道具は洗浄してから片づけると、違う薬剤と混ざることがなく安心です。

    薬剤を廃棄する場合は、パッケージの使用注意を守りましょう。水で薄めて使用する薬剤などの場合、作り過ぎないように注意するのが一番ですが、もし薬剤が余った場合は下水などに流さないようにして下さい。

    薬剤は便利ですが、危険物でもあります。取り扱い説明をよく読み、厳重に取り扱いましょう。

    おわりに

    害虫対策にもさまざまな方法があります。虫が苦手な方も、自分に合った対策で健康なジャガイモを育てましょう。

    (image by 著者)

    このライフレシピを書いた人