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【はじめてのベランダ菜園】小さな害虫に注意しよう!トマトを害虫から守るポイント

真っ赤で栄養豊富なトマトは、料理やお弁当を美しく彩るのに欠かせない野菜。サラダやジュース、煮込み料理や炒め料理など、どんなレシピに入れてもOKな美味しさが魅力です。育てやすくコストパフォーマンスもよいので、毎日の食卓に並べたい方にはベランダ菜園がぴったりですね。

本記事は、アース製薬のご協力により、2014年に執筆されたものです。

トマトの基本情報

トマトの基本情報

和名 トマト
科名 ナス科
栽培難易度 ふつう
収穫までの期間 約60日
主な病害虫 アブラムシ、オオタバコガ、ハモグリバエ、うどんこ病、葉かび病

ベランダでトマトを育ててみたい!という方のために、トマトを害虫から守るポイントを詳しくご紹介します。

トマトにつく害虫の種類

アブラムシ

トマトに発生する害虫の代表格は「アブラムシ」です。アブラムシとは、植物や野菜に群生する昆虫で、体は小さく、1~4mmほどしかありません。しかし、群れになって植物を襲うので大きな被害を受けます。

アブラムシが植物につくと、植物は汁を吸われて成長が止まり、やがて枯死します。また、アブラムシの排泄物に菌が発生し、葉が黒くなることもあります。

さらに植物ウイルス病を媒介し、植物を全滅させるなどの被害をもたらすこともあるので、油断ができません。

ハダニ

ハダニは0.5mmと非常に小さく、主に葉裏に寄生しています。梅雨明けから9月頃にかけて繁殖が旺盛になります。雌は交尾しなくても産卵することができるため、一匹いればどんどん増えていきます。また、クモの仲間なので、クモと同様に糸を出します。

葉裏に寄生して汁を吸うため、針先でつついたような白い小斑点を生じます。数が多くなると白くカスリ状にまとまって見えます。被害が進行するに従って葉色は悪くなり、草花や野菜では落葉して枯れることもあります。

その他の主な害虫

コナジラミ

成・幼虫の排泄した甘露にすす病が発生して、葉や果実が黒くなってしまいます。

サビダニ

果実での被実は極端なサビ状になり簡単に判別できます。

タバコガ

蕾や果実を好んで食べるので被害が大きくなることも。また、枝の中を食べてしまうこともあります。

モグリバエ

幼虫が葉っぱの中を潜って食害し、ひどい場合には枯死させます。

窒素肥料が多いと、茎葉が繁りすぎて風通しが悪くなり、病虫害が多くなるので注意しましょう。

害虫の予防法・対処法

  • 防虫ネットをかける
  • 水をかけて洗い流す
  • 薬剤を散布する

防虫ネットで覆い、侵入させないのが最も簡単で効果的な予防法です。

プランターなら4隅に支柱を立てて、植え付け直後にネットをかけるだけで完了です。害虫が入ってこないよう、裾は洗濯ばさみなどで留めておきましょう。アブラムシは裾のちょっとした隙間をくぐり抜けて入り込むので、時々葉の裏をチェックするようにします。

ハダニは小さい虫のため、見えないという人もいます。そういった場合、おかしいと思う葉裏に白い紙を置いてみて、息を吹きかけた時に動き回る小さな虫がいたらハダニです。糸が絡んでいるときもハダニの可能性があります。

駆除する場合は、手で捕殺しなくても、水で流すことが可能です。葉の裏側まで洗い流すように勢いよく水をかけましょう。植物にやさしい、綿棒タイプの粘着剤を使用するのも良い方法です。

黒酢を使ったスプレーなどで、発生の予防をしても効果的です。安全性の高いエトフェンプロックスを有効成分にした薬剤でも、スプレーするだけで駆除できます。

薬剤の取り扱い注意点

薬剤を取り扱う時は体調の良い日にし、使用量を守り、直接触らないように手袋をするようにしましょう。また、風邪の強い日は避け、使用した道具は洗浄してから片づけると、違う薬剤と混ざることがなく安心です。

薬剤を廃棄する場合は、パッケージの使用注意を守りましょう。水で薄めて使用する薬剤などの場合、作り過ぎないように注意するのが一番ですが、もし薬剤が余った場合は下水などに流さないようにして下さい。

薬剤は、取り扱い説明をよく読み、正しく使用しましょう。

おわりに

トマトを害虫から守るコツをご紹介しました。害虫対策にもさまざまな方法があります。虫が苦手な方も、自分に合った対策で健康なトマトを育てましょう。

(image by 著者)

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